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楽天モバイルのサービスエリアが更新 人口カバー率96%は2021年内達成目指す

販売戦略

2021/07/29 17:30

 楽天モバイルは、7月26日にウェブサイトで公開しているサービスエリアを更新した。東北・北関東・中部・九州地方を中心に多数の市町村を追加。エリアマップの「4G LTE」タブでは「現在(21年7月6日時点)/21年9月末/21年秋以降」のそれぞれの時点での楽天回線エリア・楽天回線拡大予定エリア・パートナー回線エリア(au回線エリア)、「5G」タブでは、現在の楽天回線 5G ミリ波エリア・5G sub6エリア・4G LTEエリア・パートナー回線エリアが分かる。

楽天モバイル 4G LTE サービスエリアマップ(2021年7月26日更新分)

 現行の料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」の1回線目の月額料金は、自社回線・パートナー回線あわせて月間データ容量1GBまで0円、3GBまで1078円、20GB(月間5GBを超えるとパートナー回線は最大1Mbps)まで2178円、20GB超(楽天回線に限り無制限、パートナー回線は最大1Mbps)は3278円。試しに少し使ってみるだけなら0円で利用でき、20GBを超過しても3000円台前半で収まる安さだ。
 
人口カバー率96%は2021年内に達成見込み

 サービスエリアマップによると、首都圏の住宅地・商業地はほぼ全て、データ無制限で使える楽天回線エリアだが、山間部などは、21年秋以降でもパートナー回線エリアの予定のため、契約前にプラン内容の理解とサービスエリアの確認をおすすめしたい。次世代通信規格「5G」のサービスエリアについては、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクも頻繁に更新しているので、今後1年ほどはあわせてチェックしよう。 
 
楽天モバイル 4G LTE サービスエリアマップ:21年秋以降(7月26日更新分)

 なお、人口カバー率96%の達成見込み時期は、当初の計画(2026年3月まで)より前倒しした後は「21年夏」と案内してきたが、世界的な半導体不足などによる基地局設備への影響のため「2021年内」に変更した。12月末までの残り5カ月でさらなるエリア拡大を進めるという。(BCN・嵯峨野 芙美)