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OPPOとXiaomiが僅差で首位争い! 最新のSIMフリースマホ販売動向

 全国の主要家電量販店やECショップからPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、2021年6月のSIMフリースマートフォン(スマホ)の販売台数は前年同月比で78.2%。長らく好調が続いていたが、久しぶりに前年を下回る結果となった。


 市場全体では振るわなかったが、メーカー別では好不調がはっきり分かれる結果となった。シャープ、ファーウェイ、サムスンが販売台数で前年を割ったのに対してOPPOは174.0%、Xiaomiは306.6%と大幅に上昇した。
 

 6月の販売台数シェアも2社によるトップ争いが熾烈だ。年初からトップを維持しているOPPOに、急速な勢いでシェアを拡大しているXiaomiが迫っている。1月時点では18.3ポイント差あったが、6月時点では1.3ポイント差と肉薄している。
 

 シリーズ別の販売台数ランキングでは、Xiaomiの「Redmi Note 10 Pro」がOPPOの人気機種を抑えて、トップに躍り出た。同社は3位に「Redmi 9T 4GB+64GB」、9位に「Mi 11 Lite 5G」もランクインしている。対するOPPOも「OPPO A」「OPPO Reno5 A」「OPPO Reno3 A」と同じく3機種がベストテン入り。下半期は両社のシェア争いが最大の注目ポイントになりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。