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SIMフリースマホの上半期No.1はファーウェイ、機種別ではシャープが奮闘

 全国の主要家電量販店・ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」によると、2018年上半期(1月1日~6月30日)のSIMフリースマートフォンのメーカー別販売台数シェアでNo.1についたのは、41.9%を獲得したファーウェイだった。2位はASUSで27.8%、3位はシャープで11.6%だった。

上半期の上位10機種の半分を独占

 ファーウェイを上半期No.1に導いた立役者は、17年6月の発売から1年以上が経過したにもかかわらず人気が続いた「HUAWEI P10 lite」だ。SIMフリースマホの機種別販売台数ランキングでも、1月のシェアは21.9%、2月は32.0%、3月は30.0%と高水準で推移。上半期の上位10機種をみても、MVNO各社が取り扱う「WAS-L22J」の17.3%と、UQ mobileモデルの7.8%を合算して25.1%と圧倒した。
 

 ファーウェイは、「P10 lite」以外にも8位の「Mate 10 lite」や、2018年夏モデルで、「P10 lite」の後継機種として6月15日に発売したばかりの「P20 lite」が早くも上半期の9位にランクイン。人気シリーズの勢いは、下半期も衰えそうにない。結果的に、上半期の機種別上位10機種を振り返ると、10位の「nova lite 2」を合わせ5機種となる半分をファーウェイが独占したかたちだ。

 「P20 lite」は、ディスプレイサイズが19:9の5.8インチで、同時発売した上位機種の「P20」と同様に、フロントカメラ部分のノッチを最小化したフルビューディスプレイを採用する。
 
「HUAWEI P20 lite」

 一方で、上半期に奮闘したのがシャープだ。上位10機種のうち4位と6位に入った「AQUOS sense」シリーズは、実売3万円前後の普及価格帯のスタンダードモデルとしてコストパフォーマンスの高さが人気となった。キャリアごとに別々だった製品ブランドを「AQUOS」に統一するなど、新たなブランド戦略も功を奏し、Android搭載スマートフォンという切り口では、シャープが上半期のメーカー別販売台数トップとなり、実力を発揮した。

 SIMフリースマホのメーカー別販売台数シェアで2位のASUSは、上位10機種では2機種のみのランクインとなった。コストパフォーマンスの高い機種を豊富に揃えるラインアップで、機種別10位以下のシェアをがっちりとつかんだ。(BCN・細田 立圭志)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。