• ホーム
  • トレンド
  • 「まだのびしろがある」、PayPalの新カントリーマネージャー、日本のオンライン市場の可能性に期待感

「まだのびしろがある」、PayPalの新カントリーマネージャー、日本のオンライン市場の可能性に期待感

インタビュー

2016/12/07 09:48

 オンライン決済サービスを展開する「PayPal(ペイパル)」東京支店の新しいカントリーマネージャーに10月3日付で就任した曽根崇氏は12月6日、都内で開いた事業説明会で、日本のオンライン市場の可能性について「まだのびしろがある」と期待感を示した。


PayPal東京支店の新カントリーマネージャーに就任した曽根崇氏

 曽根氏は「オンライン化やデジタル化だけでなく、安全性や信頼性を同時に実現することがミッション」と説明し、「お客様を中心に、お客様の課題を解決し、お客様に満足してもらうことを目指してサービスを展開していく」とあいさつした。
 

PayPalの歴史

 日本のオンライン市場については「電子決済の比率が半分程度であることなどを考えると、ほかの国に比べてまだのびしろがある」と話し、「日本のオンライショッピングのバイヤーや事業者に付加価値を提供し、一緒に成長していきたい」と意気込みを語った。
 

PayPalの仕組み

 消費者向けのサービスに関しては、各種キャンペーンを実施した結果、2016年に入ってから利用者数が急上昇していると説明。流行やニーズなどを踏まえながら「新しいプロダクトのリリースを検討する」と話した。
 

2016年に入り、飛躍的に利用者が増えている

 PayPalは、アカウント間で決済する仕組みなので、取り引きの際に毎回、カード情報を入力する必要がない。現在、世界200以上の国と地域で100通貨以上の取り引きができる。2015年の利用者数は世界で約1億7900万人。