「ポケモンGO」特需、モバイルバッテリの販売数が急増

時事ネタ

2016/07/28 11:15

 7月22日に日本で配信がスタートした「ポケモンGO」。先行配信された欧米諸国の爆発的人気も後押しし、日本でもすぐさまユーザーが拡大。スマート フォン(スマホ)を片手に街を散策するユーザーをあちこちで見かけるようになった。この社会現象ともいえる人気で、恩恵を受けているのは、モバイルバッテ リだ。

 全国の家電量販店・ネット販売店の実売データを集計する「BCNランキング」によると、モバイルバッテリの販売数量は、「ポケモンGO」配信日の7月22日を境に垂直に上昇。7月1日の販売数量を「1」とすると、ピークの24日は9.6倍に達した。
 


 「ポケモンGO」は、位置情報を利用するアプリの特性上、スマホの電力消費が激しい。ポケモン探しに出かけたはいいものの、すぐにスマホのバッテリが切れ、出先でモバイルバッテリを購入した、というユーザーが続出したようだ。
 


「ポケモンGOシフト」を導入する家電量販店

 特需は、モバイルバッテリだけでなく、スマホ本体にも影響を及ぼしている。「ポケモンGO」をプレイするために、従来型携帯電話(フィーチャーフォン) からスマホへ、あるいは「ポケモンGO」のスペック要件を満たす最新機種へ乗り換えるユーザーが相次いだ。一部の家電量販店では、各機種に「ポケモンGO 対応」のラベルを貼るなど、まさに「ポケモンGOシフト」ともいえる体制を導入している。モバイルバッテリに限らず、一大ムーブメントを商機につなげるべ く施策を練る製品ジャンルは、今後ますます増えそうだ。(BCN・南雲亮平)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベース(パソコンの場合)で、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。