iPhone 17e vs 16e、販売初速を比較

アナリストPOSデータ分析

2026/03/25 12:00

 2026年3月11日、iPhone 16eの後継モデルiPhone 17eが発売になった。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」を用い、iPhone 16eとiPhone 17eの初速を比較した。iPhone 16eの発売初日の販売数を「1.00」として算出している。なお、発売から10日間での比較では、土日祝日の日数が異なるため、便宜上11日での比較とした。


 iPhone 16eは、'25/2/28(金)に発売され、直後の土日に販売台数を積み上げた。4日目以降の平日は土日ほど積み上がらなかったものの、9日目と10日目の土日で再び販売を伸ばした。

 一方、iPhone 17eは'26/3/11(水)の発売。初日は0.98で、iPhone 16eの初日とほぼ同水準でスタートとなった。2日目と3日目は平日だったため、販売台数は緩やかに推移。土日に動きが活発化し、5日目には10.43まで急増した。その後平日で動きは沈静化したが、祝日と土曜になり再び急伸し、10日目に17.96、11日目に21.77とiPhone 16eを上回る水準となった。

 iPhone 17eがiPhone 16eの初速を上回った背景には、いくつかの要因が考えられる。最新チップ「A19」の搭載や、iPhone 16eでは非対応だったMagSafeへの対応といった機能面の強化に加え、価格面も大きな要因の一つだろう。iPhone 16eと同額でありながらストレージが倍になったという分かりやすい価値向上、そして発売直後から廉価販売が行われたことも販売を後押ししたようだ。さらに、docomoの3G回線終了に伴う機種変更需要も追い風になったとみられる。
(BCN総研・大嶋敬太)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。
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