キヤノンがミラーレス市場でシェア4割超え、ソニーの減産も影響

アナリストPOSデータ分析

2022/01/24 13:00

 2021年12月5週(21年12月27日-22年1月2日)、ミラーレス一眼市場でキヤノンの販売台数メーカーシェアが4割を超えた。21年の週次シェアでキヤノンが4割を超えたのは初めて。首位争いを繰り広げるソニーとの差は17.4ポイントに広がった。市場家電量販店ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかになった。


 21年のミラーレス一眼市場は年間を通してソニーが優勢だった。52週のうち36週と、7割の週でソニーが首位に立ちシェア争いを制した。特に、動画撮影に特化したVlogger向けカメラ「VLOGCAM ZV-E10」を投入した9月3週には年間で最高の49.7%を獲得するに至った。流れが変わったのは11月1週。キヤノンが30.6%のシェアでソニーを逆転すると、以降9週連続でトップシェアを維持。最終週の12月5週には40.5%を記録し、21年で初めてシェア4割を超えた。キヤノンはエントリーモデルの「EOS Kiss」シリーズが好調。ライト層やファミリー層を取り込み、販売台数を伸ばした。また、ソニーが半導体不足によって主力製品の受注を停止していることもシェア変動の一因とみられる。
 

 21年12月、ミラーレス一眼の販売台数は7か月ぶりに前年を超えた。19年1月の販売台数を「100」とした指数をみると、21年12月は72.5で、前年同月を2.2ポイント上回っている。19年と比べると低調ではあるものの、コロナ禍による極端な低迷からは脱しつつあると言えそうだ。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。


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