トラックボールの販売台数が2年で倍増

アナリストPOSデータ分析

2021/11/25 14:00

 一般的なマウスの代わりにボールを指先で転がしてポインターを操作する「トラックボール」の売れ行きが好調だ。2019年1月からの2年間で販売台数は倍以上に膨らんでいる。家電量販店ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかになった。


 トラックボールの販売台数が急増したのは2020年11月。19年1月の販売台数を100とした時の指数が、それまでの「100.0」前後から、一気に「230.2」まで伸びた。指数を押し上げたのはロジクールの新製品「ERGO M575 Wireless Trackball Mouse」。10年に発売した「M570」の後継モデルで、トラックボール派にとって待望の新機種だった。「ERGO M575」発売のインパクトは大きく、翌12月には「269.4」を記録。21年に入ってからも好調は続き、指数は200前後で推移している。
 

 現在、トラックボール市場はエレコム、ロジクール、KENSINGTON(ケンジントン)の3社が、販売台数のおよそ96%を占めている。20年10月までは、エレコムが5割前後で市場をリードしていた。しかし、「ERGO M575」の登場でシェアは一気に逆転。21年10月時点ではロジクールが59.3%でトップを走っている。

 マウス市場全体におけるトラックボールの構成比は5.5%とまだわずか。しかし、2~3%で推移していた19年に比べれば存在感は増している。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。


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