パッケージ版の申告ソフト市場は、過去2年と比較すると大きな伸びをみせている。確定申告の開始直前にあたる2020年2月2週(2/10-2/16)での申告ソフト販売本数が過去3年で最高となったことが家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から明らかになった。19年から20年にかけ、改元・消費増税・Windows 7サポート終了(EOS)など、申告ソフト買い替えを促進する出来事が立て続けに起きたことが影響していると考えられる。

 
 18年1月1週(1/1-1/7)の販売本数を「1.00」として、直近3年の1月-3月の指数を算出した(図1)。例年、申告ソフトは1月から販売本数が増加、申告締切の直前となる2月4週もしくは3月1週にピークを迎える。18年は2月4週(2/26-3/4)に「1.60」、19年は3月1週(3/4-3/10)に「1.46」と最も高い指数を記録した。20年はWindows 7 EOS直前の1月2週(1/6-1/12)に「1.50」、翌3週(1/13-1/19)には「1.67」と旺盛な動きになった。2月2週では「1.99」と現状20年で最も高い指数となり、最新週となる翌3週でも「1.82」と高い指数をキープしている。

 今年の確定申告書の提出締切は3月16日。ピークに向けて好調な推移を辿る可能性が高いだろう。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。