2010年代の携帯オーディオを振り返る~iPodで賑わった市場、2010年代は縮小止まらず~

実売データ

2020/01/05 12:00

 2010年代が終わり、2020年に突入。実売データランキングで10年代を振り返る。ここでは携帯オーディオを取り上げる。

 2010年代、携帯オーディオ市場は縮小が続いた。スマートフォンの登場・普及によりユーザーがそちらに流れたことが主な要因だ。そんな中、最も売れた製品は2012年10月発売の「iPod nano 16GB(7th)」だった。

 TOP10入りした機種をみると、どれも2010年前後に発売されたものだ。アップルはiPhoneを主力製品に切り替え、classic、shuffle、nanoといったiPodのシリーズを終了させている。それに代わってソニーのウォークマンがシェアを上げているのが現状だ。

 サブスクリプション型の音楽サービスが一般的になり、スマホで音楽を聴くスタイルがより一層スタンダードになっている現状、専用の音楽プレーヤーの立場は厳しくなりつつあるが、ハイレゾに対応するなど音質にこだわるユーザーへの訴求で差別化を図る向きもある。2020年代、携帯オーディオの行く末を見守っていきたい。

1位 iPod nano 16GB(7th)
発売月 2012年10月発売(アップル)

2位 iPod touch 32GB(5th)
発売月 2012年10月発売(アップル)

3位 iPod touch 32GB(4th)
発売月 2010年9月発売(アップル)

4位 iPod nano 8GB(6th)
発売月 2010年9月発売(アップル)

5位 iPod nano 8GB(5th)
発売月 2009年9月発売(アップル)

6位 iPod touch 8GB(4th)
発売月 2010年9月発売(アップル)

7位 ウォークマン Sシリーズ 8GB(NW-S754)
発売月 2010年10月発売(ソニー)

8位 iPod nano 16GB(6th)
発売月 2010年9月発売(アップル)

9位 ウォークマン Eシリーズ 2GB(NW-E052)
発売月 2010年10月発売(ソニー)

10位 ウォークマン Sシリーズ スピーカー付 8GB(NW-S754K)
発売月 2010年10月発売(ソニー)
 
iPod nano(第7世代)(左)、ウォークマン Sシリーズ(中央)、iPod touch(第5世代)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。