PC・デジタル家電の実売データを収集する株式会社BCNは、20代の女性998名を対象にPCの利用状況に関する調査を11月4日-6日に3日間にわたり実施した。その結果、自分のPCを所有する20代女性のうち、約6割はPCを半年以上利用していないことが分かった。

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図1 20代女性 デジタル機器所有率

 自分のPC(ノートPC・デスクトップPC)を所有している20代女性は69.6%で、主なデジタル機器の中では8割超が所有しているスマートフォンに次ぐ所有率になった(図1)。内訳をみると、60.3%がノートPC、15.8%がデスクトップPCで、持ち運びのしやすさや省スペース、デザイン性に富むノートPCが好まれていることも分かった。また、PC所有者に対して利用状況を聞いたところ、695名のうち57.5%が今年の4月以前、つまり半年以上もPCを利用していない結果となった(図2)。
 
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図2 PCを持つ20代女性 最も最近PCを使ったとき

 今回実施したアンケートによって、20代女性のPC所有率は約7割だったが、半年以内の利用率は低いことが分かり、PC離れが進んでいると言ってよいだろう。
 
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図3 過去3年分のPC販売台数指数

 また、BCNが集計する実売データでは、2013年10月におけるPCの販売台数指数を「1.00」とすると、16年10月には「0.65」まで低迷(図3)。3年前の規模から、3割以上市場が縮小していることになる。流行に敏感と言われる20代女性の利用減少に加え、販売台数も芳しくない状況だが、16年10月には約2年半ぶりに前年の販売台数を超え、明るい兆しが見え始めている。ここが市場の底打ちと考えられ、現時点を皮切りに、このまま回復が続くことを期待したい。(調査協力:GMOリサーチ)