2026.10.26 15:00

生活

EcoFlow、3000Wh超の大容量なのにコンパクト設計、ポータブル電源「DELTA 3000 Gen4」「DELTA 3800 Gen4」を発売

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 EcoFlow Technology Japanは、大容量ポータブル電源「DELTA 3000 Gen4」「DELTA 3800 Gen4」を10月23日に予約開始、10月30日から発売する。両モデルとも、3000Wh超の大容量バッテリーと定格3000Wの高出力を備えながら、本体サイズの大幅な小型化を実現。防災需要に加え、店舗やオフィスのBCP対策、アウトドアや移動販売など、幅広い用途に対応する次世代モデルとして展開する。(BCN・佐相 彰彦)

DELTA 3800 Gen4

冷蔵庫も電子レンジも動かせる3000W出力

 ポータブル電源の大容量化が進む一方、設置スペースや本体の重さはユーザーにとって大きな課題となっている。新製品は、DELTA 3000 Gen4が3072Wh、DELTA 3800 Gen4が3763Whのバッテリー容量を搭載しながら、本体内部構造の最適化によって大幅な小型化を実現している。特にDELTA 3000 Gen4が従来機比で約52%、DELTA 3800 Gen4が約44%の小型化を達成している。

 同社は、10月21日に新製品発表会を開催。発表会では、従来の大容量モデルと比較して圧迫感が少なく、家庭にも置きやすいサイズ感が強調された。災害時だけでなく、日常的に利用できることを意識した設計という。

 両モデルとも定格3000WのAC出力に対応しているため、例えば冷蔵庫や電子レンジ、電気ケトルなど、消費電力の大きい家電を複数同時に使用できる。そのため、停電時でも平常時に近い生活環境を維持しやすい。家庭用バックアップ電源としてだけでなく、店舗やオフィスでの業務継続電源としても活用できる点が特徴だ。
 
複数の家電を同時に使用できる

 また、Wi-Fiルーターや照明といった低消費電力機器向けに待機電力を約3Wまで抑えた省電力設計を採用。限られた電力を、さらに長く活用できるよう工夫されている。
 
利用シーン

 最近では、地震や台風など、自然災害への備えとしてポータブル電源への注目が高まっている。新製品では、停電発生時に10ミリ秒以内でバッテリー給電へ移行する電源自動切替機能を搭載したほか、悪天候を検知すると自動的に充電を開始する「Storm Guardモード」にも対応する。さらに、バッテリー残量が0%表示になった場合でもスマートフォンなどへ緊急給電できる非常用電源モードも備える。
 
停電時に役立つ非常用電源機能を搭載

 充電方法は家庭用コンセント、ソーラーパネル、車両からの走行充電の3方式に対応する。EcoFlowアプリと連携することで、電気料金の安い夜間に自動充電する「TOUモード」が利用できるほか、充電速度や時間帯の細かい設定が可能だ。ポータブル電源を単なる非常用機器ではなく、日常のエネルギーマネジメント機器としても活用できる。また、リン酸鉄リチウムイオン(LFP)バッテリーを採用し、BMSによる監視機能や5年間保証を備えるなど、安全性や長期利用にも配慮している。
 
AC・ソーラー・走行充電の3方式に対応

 発表会では、張云澤・マーケティング部広報ディレクターが「ポータブル電源は、災害時やアウトドアでの使用に加え、どこでも電源が確保できるという点で日常使いもできる。3000Wh超の大容量バッテリーと定格3000Wの高出力によって、活用シーンがさらに広がる」とアピールしている。
 
張云澤ディレクター

 DELTA 3000 Gen4は、主に2~4人世帯の停電対策や日常利用を想定したバランスモデル。DELTA 3800 Gen4は、さらに高い容量と拡張性を備え、店舗やオフィス、移動販売車、屋外作業現場など、電力需要の大きい用途に向けたモデルとなる。今回の新製品投入によって、家庭や企業の電力確保の新たな選択肢となるか、その動向に期待したい。
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佐相 彰彦

Akihiko Saso

「週刊BCN」の記者として入社。その後、副編編集長に就任。編集管理と記事企画を担当する。現在は「BCN+R」の編集・記者として業務に従事。家電やITをベースに、スマホやPCをはじめ、周辺機器やサービスなどを取材している。

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