石油ファンヒーターは手間の軽減とニオイの抑制に加え、省エネ機能も搭載
ダイニチ工業は1980年に家庭用石油ファンヒーターの初号機を発売し、2025年5月には累計生産台数が3600万台を突破した。電気暖房やガス暖房と比べて石油ファンヒーターは給油の際の油の付着や運転終了後のニオイなど、ネガティブなイメージを持つ向きが多いのではないだろうか。
ダイニチ工業の石油ファンヒーターは機種によって異なるが、上位モデルのSGXタイプでは灯油タンクの上下に取っ手を付けて持ち運びを楽にした「タンクWとって」や、ワンタッチで簡単にタンクキャップの開け閉めができる「ワンタッチ汚れんキャップ」を搭載し、手間がかからず汚れない給油作業ができる。
運転終了後に感じるニオイは燃えきらなかった気化ガスが原因。同社の製品は、消火時にバーナーの温度を高温にすることで気化ガスをしっかりと燃やし切り、ニオイの発生を抑える「パワフル秒速消臭システム」か「秒速消臭システムプレミアム」のいずれかが全機種に搭載されている。
省エネについても全機種に「ecoおまかせモード」か「ecoおまかせモードプラス」のどちらかの機能を搭載。センサーで室温を見張りながら燃焼量をコントロールし、「ecoおまかせモード」は室温が設定温度プラス3度、「ecoおまかせモードプラス」ではプラス2度になると自動で消火する。その後、設定温度より1度低くなると自動で点火するので、灯油をムダに消費することがない。
さらにSCX、SDXの両タイプは省エネセンサーが人の動きを検知する。約15分間人の動きがないと自動で最小運転になり、約45分間人の動きがないと自動で消火する機能を搭載している。また、両タイプは前述のハイブリッド式加湿器のLX・LXCタイプに搭載の「かんたんフィルタークリーナー」も昨年から採用。同機能は石油ファンヒーターから加湿器へ転用されたというわけだ。
センサーを使った省エネ機能を搭載
加湿器は家電量販店とホームセンター/一般販売店の2つでタイプの名称が分けられているが、石油ファンヒーターでは家電量販店、ホームセンター、一般販売店と3つの販売チャネルで取り扱うタイプが異なるので注意しよう。
秋以降は湿度が低くなり、特に冬から春先まではウイルスが流行する時期で加湿器は欠かせない家電製品の一つだ。石油ファンヒーターは燃焼時に水蒸気が発生し、暖房と同時に加湿もできるというメリットがある。同社の製品をホームページや店頭でチェックしてみよう。





