LINEヤフーは7月8日に、同社の提供するアプリ「LINEスタンプメーカー」のiOS版において、「Apple Intelligence」の画像生成機能「Image Playground」を活用した、新たなスタンプ作成機能の提供を開始した。同機能は、「Apple Intelligence」を利用可能なユーザーなら、無料で利用できる。

高品質でユニークなスタンプを手軽に作成

　同機能によって、直感的なLINEスタンプの作成が可能になるので、ユーザーは個性を存分に表現しつつ、より高品質かつユニークなスタンプを手軽に作れるようになる。なお、スタンプ作成のすべてのプロセスにおいて、プライバシーが保護される。
 
　具体的には、「LINEスタンプメーカー」でスタンプを作成する際に「Image Playground」画面を開いて、コンセプトや説明文、人やペット、自然の写真などを基にオリジナル画像を作成する。画像の作成時には、スタイル変更もできる。

　続けて、作成した画像をLINEスタンプに適した表現にすべく編集画面で加工して、1パッケージあたり8個以上の画像を作成して「販売申請」ボタンをタップすると、審査承認後に「LINE STORE」でLINEスタンプとして販売またはダウンロードが可能になる。なお、アニメーションスタンプには対応していない。

　対応言語は日本語、英語で、対応端末はiOS 18.1以降を搭載したiPhone 15 Pro以降となり、端末の言語とSiriの言語が同じ対応言語に設定されている必要がある。また、7GBのストレージ容量が必要となる。

　さらに、今秋頃には「Image Playground」を活用した、さらなる機能強化を予定しているという。