Appleの「AirPods Pro」を高音質な「ながら聴き」にする音響アダプター
Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」を高音質の「ながら聴き」仕様にするアクセサリがある。台湾のACOUS Design(アクオス・デザイン)社が製造・販売する「Purest Pro」だ。2023年9月に米国と韓国、同年12月にオーストラリアの3か国でリリースして早くも話題に。日本でも24年に展開する予定で、日本エージェントのJag Project,LLC(東京・江東区、CEO Jag山本)が販売パートナーを募集中だ。
AirPods Proにも「外部音取り込みモード」というモードがあるが、周囲の音を拾い過ぎてしまう弱点と、外部の音と聴いている音楽などが自然に溶け込まないという弱点がある。
ACOUS Design(アクオス・デザイン)社の「Purest Pro」は、外部の音を適度に取り込みながら、元からのサウンドにも迫力を与えるというグッズだ。
使い方は簡単で、シリコン製の柔らかい本体を、AirPods Proにかぶせるようにして装着するだけ。耳に入れたときのフィット感が増し、汗ばんでも落ちる心配がない。
音質向上の仕組みは、Purest Proの先端に反響用の樹脂が入っていて、いわゆるパイプオルガン効果によって音に広がりが生まれる。AirPods Proから出力される共鳴周波数にあわせて設計しているためだ。
AirPods Pro(第2世代)の場合、装着したときの方が低音域に膨らみが増しているのがわかる。AirPods Pro(第3世代)では、低音と高音で膨らみがあり、もともと上がりすぎ感のある中音域では抑えるようになっている。
AirPods Pro(第1世代)では、あまり大きな違いはないが、装着したときの方が数値は向上している。
他にも、シリコン製なので万が一落とした場合もクッションの役割を果たしてAirPods Pro本体を守ってくれる。メッシュ状の空間がAirPods Proのセンサをふさがないので、ノイズリダクション機能などが低下する心配もない。なお、充電する際もいちいち外さないでいいので取り扱いは楽だ。
日本でのエージェントを担うJag Project,LLCでは、販売パートナーを募集中。Jag Project,LLCのホームページ(https://www.jagproject.com/acous/)にある問い合わせフォームからアクセスしてほしい。
最後に今回、ACOUS Design社のKuan Ting CEOとのインタビューで、次のコメントをもらっているので紹介しよう。
「既に日本でもテストマーケティングとして23年7月からノンプロモーションでネット販売のみで展開していましたが、非常に高い評価をいただいています。Purest Proを装着することで、まず重低音が上がることを感じていただけるかと思います。
そしてなにより全ての音が『自然な感じ』に変わることが大きな特徴です。通常イヤホンで音楽を聴くとどうしても『密閉された空間で音楽を聴いている』感覚になりがちですが、Purest Proを使うことで、開放された空間の中で最高の音楽を聴いているような感覚になれるのです。
日本のユーザーは特に音質にこだわる方が多く、前シリーズのPurest(ワイヤードのEar Pods用)もとても喜んでもらえました。これから日本で本格的に展開していくための販売パートナーとタッグを組んで、より多くの日本のユーザーに楽しんでもらえることを期待しています」。
シリコン製の本体をAirPods Proにかぶせるだけ
電車の中や病院の待合、シェアオフィスなどで周囲の音を聞きながら、音楽などを楽しみたい「ながら聴き」のニーズが高まっており、骨伝導イヤホンやオープンイヤータイプのイヤホンなどが普及している。AirPods Proにも「外部音取り込みモード」というモードがあるが、周囲の音を拾い過ぎてしまう弱点と、外部の音と聴いている音楽などが自然に溶け込まないという弱点がある。
ACOUS Design(アクオス・デザイン)社の「Purest Pro」は、外部の音を適度に取り込みながら、元からのサウンドにも迫力を与えるというグッズだ。
使い方は簡単で、シリコン製の柔らかい本体を、AirPods Proにかぶせるようにして装着するだけ。耳に入れたときのフィット感が増し、汗ばんでも落ちる心配がない。
音質向上の仕組みは、Purest Proの先端に反響用の樹脂が入っていて、いわゆるパイプオルガン効果によって音に広がりが生まれる。AirPods Proから出力される共鳴周波数にあわせて設計しているためだ。
低音域の膨らみが増す
音質改善のエビデンスもある。図はRMSレベル試験で、AirPods ProにPurest Proを装着したとき(オレンジの線)と、装着していないとき(グレーの線)を比較したものだ。AirPods Pro(第2世代)の場合、装着したときの方が低音域に膨らみが増しているのがわかる。AirPods Pro(第3世代)では、低音と高音で膨らみがあり、もともと上がりすぎ感のある中音域では抑えるようになっている。
AirPods Pro(第1世代)では、あまり大きな違いはないが、装着したときの方が数値は向上している。
他にも、シリコン製なので万が一落とした場合もクッションの役割を果たしてAirPods Pro本体を守ってくれる。メッシュ状の空間がAirPods Proのセンサをふさがないので、ノイズリダクション機能などが低下する心配もない。なお、充電する際もいちいち外さないでいいので取り扱いは楽だ。
カラーコーディネートも楽しめる
カラーはPure WhiteとPowder Red、Misty Gray、Pale Blueの4色展開。Pure White以外のカラーを選べば、ファッション感覚でカラーコーディネートが楽しめる。価格は20ドル(約3000円)で、重さはわずか30g。日本でのエージェントを担うJag Project,LLCでは、販売パートナーを募集中。Jag Project,LLCのホームページ(https://www.jagproject.com/acous/)にある問い合わせフォームからアクセスしてほしい。
最後に今回、ACOUS Design社のKuan Ting CEOとのインタビューで、次のコメントをもらっているので紹介しよう。
「既に日本でもテストマーケティングとして23年7月からノンプロモーションでネット販売のみで展開していましたが、非常に高い評価をいただいています。Purest Proを装着することで、まず重低音が上がることを感じていただけるかと思います。
そしてなにより全ての音が『自然な感じ』に変わることが大きな特徴です。通常イヤホンで音楽を聴くとどうしても『密閉された空間で音楽を聴いている』感覚になりがちですが、Purest Proを使うことで、開放された空間の中で最高の音楽を聴いているような感覚になれるのです。
日本のユーザーは特に音質にこだわる方が多く、前シリーズのPurest(ワイヤードのEar Pods用)もとても喜んでもらえました。これから日本で本格的に展開していくための販売パートナーとタッグを組んで、より多くの日本のユーザーに楽しんでもらえることを期待しています」。