ニトリの「シリコーン鍋敷き(マグネット付き)」は収納場所を選ばない

レビュー

2023/01/12 18:30

 まだまだ寒い日が続いていて鍋物をする回数も増えているのではないだろうか。食卓テーブルでアツアツの鍋を囲むのに必要な鍋敷き。木製やコルク、布製、陶器製などさまざまな素材があり選ぶのが難しいという人も多いだろう。筆者が購入時に重視したのは、使いたいときにすぐに使えるかどうか。ニトリの「シリコーン鍋敷き(マグネット付き)」は、まさにぴったりの商品だった。

料理も映えるニトリの「シリコーン鍋敷き(マグネット付き)」(筆者撮影)

そもそも鍋敷きは必要か

 鍋敷きの役割は、鍋の熱がテーブルに直接伝わるのを防ぐこと。揚げ物に適した温度は160~180℃が推奨されている。揚げ物をしていた鍋を火から下してすぐにテーブルに移動するようなことはないだろうが、鍋底は上記以上の温度になると予想される。

 耐熱テーブルでもない限り、直に置いてしまえば一般的なテーブルの変色や焦げ跡は免れないだろう。そのため鍋敷きが必要なのだ。

 もしかしたら、鍋敷きはなくても大丈夫と、家にあるもので代用している人もいるかもしれない。雑誌や新聞紙、布巾があるから十分と。

 しかしある程度厚みのある代用品でも、熱伝導性を考えるとやめておいた方がいいだろう。敷いたものが熱で鍋底に張り付いてしまったら取りづらくなるし、張り付いたことに気づかなかったり、忘れてそのまま火にかけたりして燃えてしまったら一大事だ。

 そのような危険を避けるためにも、鍋敷きを使用した方がいい。手ごろな価格で購入できる上、デザイン一つでモダンにも和風にも食卓をおしゃれに演出してくれる。皿やコップにこだわるならば、鍋敷きにもこだわりを持ってもいいのかもしれない。

我が家の鍋敷きの変遷

 鍋敷きに全く知識のなかった筆者は、とりあえず実家にあったものに似た渋めの木製の鍋敷きを2枚100円で購入した。その時代でも素敵な鍋敷きはたくさん売られていたのに、興味がないとは恐ろしい。案の定、あっさり焦がしてしまい手放すことになった。

 その次は金属製の鍋敷きを使用した。下側に脚がありゴムで覆われていたので、テーブルは傷まず安定感があった。

 あまり汚れず拭き取るだけでよいので手入れも簡単。かわいいデザインが気に入っていたが、問題が一つあった。収納が難しいという点だ。

 横にして置いておくと無駄にスペースを取ってしまう。かといって、縦にして立てかけておくと他の調理器具が引っかかって具合が良くない。吊るそうかとも思ったが、鍋敷き側に引っかけるための穴がなかった。

 結局、収納はその時に空いているスペースに入れることになり、鍋料理をするたびに「鍋敷きどこいった?」と探す羽目に。常に行方不明の状態になってしまった。

 頂き物だったので長年使ってはいたが、とうとう脚の一部のゴムが破損。それを機に違うものを検討してみようとニトリで見つけたのが、今回紹介するマグネット付きのシリコーン鍋敷きだ。
 
マグネット付きだから冷蔵庫に貼れる。
サイズは197×197×7mm(筆者撮影)

 ニトリにはデザインもスタイリッシュな鍋敷きが豊富にあり、筆者は「シリコーン鍋敷き マグネット付き(ブロック レッド)」を選んだ。赤色に決めたのは、より視界に入るだろうと思ったから。

ワンアクションで取り出せて感動

 軽いのですぐに取り出せ、さっとしまえる。また、マグネット付きのため冷蔵庫などに貼り付けておけば、スペースをとらずに収納できる。両面どちらでも冷蔵庫に貼れるのがいい。

 子どもに鍋敷きを片づけるようにお願いすると、ちゃんと貼れた。この便利さは一度体験するとやめられない。

 全てのものが定位置ないと気になる、きれい好きな人には分かってもらえないかもしれないが、筆者のようなタイプの人間には大変ありがたい。

 調理中の鍋を一瞬だけ別の場所に外したい場合でも、鍋敷きを探すことなく取り出せるので、調理がスムーズに進む。収納場所に長年困っていた筆者としては、とてもいい位置にしまうことができて満足している。

 また目立つので、他の家族もすぐに鍋敷きの場所が分かる。「鍋敷きとって」といえば「どこにあるの?」と聞き返さずともとってくれる。地味に助かる。

シリコーン製の実力

 シリコーンは耐熱温度が高く、柔らかいのでテーブルを傷めにくい素材だ。さらに滑りにくいのも特徴である。

 以前使用していた金属製の鍋敷きで気になった点がもう一つあった。表面がすべること。耐熱皿を金属製鍋敷きの上に置いて食べようとしたら、滑って皿が動いたことがある。幸い熱い皿に触れずに済んだが、子どもが使用することを考えると不安があった。
 
滑りにくいから引っ張ってもずれない(筆者撮影)

 金属製のものと比較してみたが、結構違うものだと感動した。子どもに使ってもらうと、「お皿が動かないよ」と驚いていた。

 以前、金属製の鍋敷きでテーブルをガンガン叩いていたわが子。シリコーン製なら子どもに遊ばれてもテーブルが傷つくことはないので安心できる。

使う際の注意点

 シリコーン製は鍋底が高温だと熱をテーブルに伝えてしまうため、長時間の使用には不向きだ。シリコーン製にこだわりたい人は、より厚めの商品を選ぶと良いだろう。

 また、マグネットは冷蔵庫の扉だけでなく、鉄やホーロー製の鍋底にもくっつく。鍋底に鍋敷きをくっつけたまま移動できるのいいが、鍋敷きがくっついているのを忘れて鍋を火にかける可能性があるので、鍋敷きが見えるように、鍋より大きいサイズを選ぶといいだろう。

ニトリの鍋敷きはデザイン性高め

 今回購入した鍋敷きは、以前持っていたものと比較してもかなりスタイリッシュだ。マグネットが付属している感じが全くなく、言われないと分からない。

 鍋敷きの中にはシンプルなものから、インテリアにもできそうな凝ったデザインのものまでたくさんある。一つ置くだけでキッチンの見た目がランクアップしそうで、おしゃれキッチンになる。

 今回は一つ購入したが、鍋の種類や食卓テーブルに長時間のせておいても問題ないものなど、用途に分けていくつか持っていてもいいのかもしれない。

他にはどんな素材がある?

 行方不明になりにくく、収納しやすい視点で鍋敷きを捜していたが、ニトリの鍋敷きには他にも種類が豊富にある。
 
素材選びは重要(画像はイメージ)

■コルク製

 軽量で扱いやすく、テーブルを傷める心配が少ない。手入れもしやすいが、耐久性はあまり強くないため、ひび割れなどを起こすこともある。

 コルク製の鍋敷きは、ニトリには丸形や角形の取り扱いがある。

■布製

 軽く使い勝手が良く、鍋つかみとしても使え、引っかけておけば収納にも困らない。シミになるとなかなか取れないので注意が必要。

 ニトリにはウールを使用した商品があり、かわいらしいデザインだ。

■木製

 安定性があり、熱伝導性が低いため、長時間の使用に向いている。おしゃれなデザインが多く、コンパクトに畳めるタイプもある。湿気が多いとカビやすいので、風通しのよいところに置く必要がある。

 ニトリではシンプルな角形、丸形の商品を展開している。

■ワラ製

 滑りにくさと安定性の高さが特徴で適度なクッション性もあり、鍋を置いたときの衝撃を吸収してくれる。

 中央に穴が開いているドーナツ型のものは、サイズ感に注意しないと鍋が不安定になってしまうので注意が必要だ。

■陶器製

 陶器製の鍋敷きは熱伝導性が低く、熱い鍋を置いてもテーブルが熱くなりにくい。鍋から熱が奪われにくいため、出来立ての熱々料理が温かいまま長くもつ。熱で焦げる心配もなく、デザイン性も高いものが多い。

■金属製

 耐久性に優れているため丈夫で長持ち。重い鍋でもぐらつくことなく安定して支えてくれる。熱伝導性が高いためテーブルが熱くなりやすいのには注意したい。

 筆者は木製のコンパクトにたためる鍋敷きやカラフルな布製の鍋敷きに心惹かれたので、今後検討していきたい。

他の用途にチャレンジ

 シリコーン製や布製の柔らかい素材のものは鍋つかみとしても使えるので、今回購入したニトリのシリコーン鍋敷きでもできるか試してみた。
 
なんとかつかめた(筆者撮影)

 蓋のつまみがうまくひっかかると持ち上げることはできるが、急いでいるときはおすすめしない。把手の部分も熱くなる鍋なので、シリコーン鍋敷きで押さえてみた。
 
これは活用できそう(筆者撮影)

 鍋敷きと鍋つかみの2WAYで使いたい人は、穴が開いてないものの方が断然安全性が高いのでそちらをおすすめする。それにしてもシリコーンを介して鍋を触ると熱くなく、シリコーンの熱に対する強さがより分かって感動した。(GEAR)
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