• ホーム
  • ライフスタイル
  • ナビアプリ見なくて大丈夫! 自転車で走ることに集中できるサイコン一体型ナビ「Beeline Velo2」で出かけよう

ナビアプリ見なくて大丈夫! 自転車で走ることに集中できるサイコン一体型ナビ「Beeline Velo2」で出かけよう

レビュー

2022/09/22 17:00

 【木村ヒデノリのTech Magic #133】 コロナ禍を経て自転車で出かけることが多くなった読者は多いのではないだろうか。密を避けられて、運動にもなる。自転車はまさに一石二鳥の移動手段だが、知らない場所に行くのには地図アプリが必須。また、スマホを見ながらは運転できないのは不便だ。そんな問題を解決するのが、今回紹介するサイコン一体型ナビ「Beeline Velo2」。これを使えば、スマホを見ずに目的地にたどり着ける。

第一世代から大幅に進化し、ナビも表示できるようになった「Beeline Velo2」
 
目的地までの残り時間や平均速度もわかる
 
ホルダーはほとんどの自転車に装着可能、本体の着脱もひねるだけで簡単
 
自転車から降りたら一緒に持って行ける小ささ
 
Beelineアプリで目的地と希望ルートを決めておけば走行中はスマホを見ずに運転できる
 

スマホを見ずにどこでもスイスイ

 初代Beeline Veloは自転車の自由度を活かすために方角しか表示されない仕様だったが、Velo2ではしっかりとルートを表示してくれる。大まかだが分岐する道も表示されるので、間違わずに進むことができる。
方角と距離しか表示されなかった第一世代のBeeline Velo
 
Velo2は間違えそうな分岐まで表示してくれるのでかなり便利

 次に曲がるまでの距離と方向はもちろん、少し手前で1回、曲がり角に差し掛かったところで2回のビープ音が鳴るので画面を見ていなくてもルートを把握できる。
次に曲がるまでの距離と曲がる場所を表示と音の両方で知らせてくれる

 バイク用のBeeline Motoではルート表示が可能だったが、Velo2では情報がより整理されていてわかりやすい。画面が明るくなった点も良かった。
Beeline Moto(上)と比べるとナビの情報が非常にわかりやすくなっている
 
目的地への到着予測時間や距離がわかる画面も新たに追加
 
重量は23gと金属製のMotoより軽く、ポケットに入れても気にならない

 タッチ式だった操作方法も本体を押し下げる方式に変更された。手袋をしている冬場も問題なく操作できる。充電方式はmicroUSBからUSB-Cに。価格もMotoと比べると1万5400円(一般販売予定価格、税込)と手頃だ。
物理操作可能になったのは走行中触覚で操作できるので思った以上に良い変更点
 

揺らぎのある走行、コンパスモードも健在

 第一世代で採用されていた目的地までの方角だけを表示してくれる「コンパスモード」も引き続き使える。「今日はこっちの道で行ってみようかな」といった揺らぎのある走行ができるのが楽しい。
コンパスモードでは方角と目的地までの距離、現在全道程の何割走ったかがわかる

 東京近郊のみに限定されていたスマートルート機能も現在は日本全国で利用可能となっている。高速ルート、バランスの取れたルート、静かなルートなどその日の好みで選ぶことができる仕様だ。
ミーティングに遅れたくない時は高速ルート、気分転換には静かなルート、といった選び方ができる

 Beelineアプリ独自のレーティング機能も面白い。ユーザーが道を評価したデータを使うことでサイクリングに適したルート案内が進化していく。
走行中に評価されたデータは赤点と青点で集積され今後のルート選定に使われる

 Googleマップの案内を耳で聞いているだけで十分だ、と思っている人でもバッテリー消費は気になるだろう。Velo2でナビをするとスマホのバッテリーが全然減らない。車と違って電源がないのでこれも大事なポイントだ。
グラフはSTRAVAでナビした時との比較、Velo2を使うと消費電力が少ない

 目的地に辿り着いたらスマホの電池がない…という事態は地図アプリを使っていると頻繁に起こるトラブル。Velo2なら走行後の利用、また帰り道でのバッテリー残量も安心だった。本体も満充電なら4~5回のライドに使えるので余裕がある。
本体のバッテリー持ちもBeeline Motoよりだいぶ良くなった印象だ
 

バイク用=Motoだったが、実はVelo2もバイクに使える

 バイクはMoto、自転車はVeloという区分けになっているが、実はアプリの設定で双方ともそれぞれに切り替えて使うことができるようになっている。
アプリで切り替えればMoto、Veloどちらも自転車・バイク双方で使える

 ではVelo2の方が良いのでは?と思うだろうが防水性やマウントの種類でMotoはバイクに特化している。Velo2は防水性能があるものの、コネクタが剥き出しなので注意が必要だ。
Motoはコネクタがなく、接点方式な分、防水性能に優れている

 MotoとVelo2は写真から分かる通り、マウントの形が違う。共用できないのでバイク用の多様なマウントを使いたい場合はMotoを選ぶ方が良いだろう。
MotoはVelo2よりマウントの選択肢が多い
 

Vanmoofとの組み合わせが最強

 ロードバイクユーザーにはもってこいのVelo2だが、個人的には電動自転車との組み合わせをおすすめしたい。筆者はVanmoofに乗りはじめて、車を使う頻度が極端に減った。電動ならではの楽さと、駐輪のしやすさがポイントだ。これとVelo2の相性がとてつもなく良い。
疲れない電動自転車との相性が抜群

 高性能な電動自転車は少々値が張るが、バイクや車より取り回しがしやすいのでおすすめだ。Velo2とVanmoofの組み合わせでさらに出かける回数が増えた。
木村家ではVanmoof二台、一台はパパチャリ化してあるので家族で出かけるのに重宝している

 サイコンの信頼性も高そうだ。速度計はVanmoofのものとほぼ同じ値を指していた。また信号などで停車中は走行時間も一時停止されるので純粋にどのくらい走っていたかがわかるのも優秀。サイコン兼ナビとして使えて1万円台なのはとても安く感じる。
現在と平均の速度がわかるので簡易的なサイコンとしては十分だ
 

移動が楽しくなる優秀なガジェット

 前モデルから5年の時を経て進化したVelo2は非常に完成度の高い製品だった。自転車通勤しているユーザーにはマストのアイテムだろう。
ペアリングも簡単ですぐに使い始められる

 唯一気になったのは、画面の光沢。写真でわかるように結構映り込みがある。筆者のように水平に付けると反射で見づらいので、マイナーチェンジでマットな仕上げのものが出てくれるとうれしい。100均でマットタイプの保護シートを買ってきて自作するのもアリだろう。
水平に近い付け方をすると日中見づらいことがあった

 スマホ無しでナビを使えるのは想像以上に便利だ。コンパスモードを使うと気まぐれな道を選んでも目的地まで辿り着けるので通勤で新たな発見があるかもしれない。電動自転車との同時購入もぜひ考えてみてほしい。(ROSETTA・木村ヒデノリ)


■Profile

木村ヒデノリ 
ROSETTA株式会社CEO/Tech Director、スマートホームブランドbentoを展開。

普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。

【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
記事と連動した動画でより詳しい内容、動画でしかお伝えできない部分を紹介しています。(動画配信時期は記事掲載と前後する可能性があります)
ギャラリーページ

オススメの記事