猛暑で大人気! 凍らして何度も使える「アイスリング」で暑い夏を乗り切ろう

レビュー

2022/07/14 19:00

 夏は、熱中症対策が欠かせない。今年、注目を浴びているのが、「ICE RING(アイスリング)」というアイテムだ。すでに昨年、4万個が完売したという大ヒットのネッククーラーで、今年の夏もネットショップなどで軒並み完売している。しかし、6月末に運良くネットショップを見ていて在庫があったので、筆者も家族へのプレゼントとして購入した。数あるネッククーラーのなかでも、アイスリングが人気の理由を実際に使用した感想を含めて紹介しよう。

今回購入したのはSUO×ALGYのコラボモデルの「アイスリング」。
大人用のMサイズで価格は3410円

大人からペットまで使える幅広いサイズ展開が魅力

 筆者が購入したのは、F・O・インターナショナルが展開するALGYというキッズブランドと、SUOのコラボモデルだ。今回は大人用のMサイズを購入したが、ほかにも大人用のLサイズやキッズサイズ、2種類のペット用サイズをラインアップする。
 
大人用Mサイズは約30cm。苦しくないよう、
喉ぼとけに当たらないサイズを選ぶといい

 同社のアイスリングはもともとキッズ用に考えられたとあり、柄や色のバリエーションがとにかく豊富だ。通勤中に付けるならブラック、休みの日に使うならちょっとオシャレな柄を選ぶなど、使うシチュエーションに応じてデザインを選べる。
 
残念ながら大人用は現在売り切れが多いが、これから販売が予定されているものもある

水滴が付かず水でも冷やせるのが便利

 アイスリングは、28度以下で自然凍結するようにできているネッククーラーだ。TCIという温度抑制成分のジェルが入っており、水よりも早く冷えるので冷凍庫で10分もしくは冷水で15分ほど冷やすと凍結する。凍る前のジェルは柔らかく、凍ると固くなる。もちろん、何度でも使用できるのでエコなアイテムでもある。
 
水よりも30%比重が低い素材を使用しており、大人用Mサイズで約85gと軽い

 凍らせてみたものを手で触ると、アイス枕のような感じで、手にひんやりと冷たさが伝わる。しかし、アイス枕との大きな違いは、結露しないという点だ。そのため、溶けても首元が濡れることはなく、外出中も快適に使える。
 
凍ると白くなるので、ひと目見ただけで凍っているかどうかがわかる

装着していても凍傷にならないので安心

 凍らせたアイスリングは、外気温25~40℃の環境下で60~120分冷却効果が持続する。実際に外出時に付けてみたところ、35℃前後のなか1時間ほど外出して、ようやく冷たさがなくなるといった感じだった。もちろん、屋外と屋内では溶ける時間も異なるが、通勤・通学中や、ちょっと外を歩き回るときにはちょうどいい時間かと思う。
 
家のなかで使用すると約2時間冷たいままだった。
出先でも水で冷やすと冷たくなるので、アウトドアでも活躍するだろう

 また、使ってみて驚いたのが、冷え方が穏やかなので、ずっとつけっぱなしにしていても凍傷にならないことだった。タオルと違って外れることもないので、動きやすいというのも魅力だ。我が家では屋外での使用だけでなく、家の中で「エアコンをつけるのはもったいないかも」と思うような日に、アイスリングを首に付けて家事をするのも今夏の定番になりつつある。

 表面が汚れた場合は水洗いできるので、衛生面も安心だ。熱中症対策として、今年の夏は家族みんなでアイスリングを使ってみるといいだろう。(フリーライター・今西絢美)
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