夏の水分補給に自然の恵みをプラス! 北欧リトアニアで生まれた天然水のお味は?

レビュー

2021/06/19 10:00

 健康ブームの昨今、水分補給は健康や美容の第一歩としてうたわれることが多く、せっかく飲むなら上質な水分を、と思う人も多いだろう。そこで、ヨーロッパを中心に海外で人気を集めているという自然由来のドリンク「Sip Sap」の「White Birch Water」を購入してみた。

リトアニア共和国原産の白樺樹液から作られた天然水を試した。
左から「Sip Sap Ginger & Lime」と「Sip Sap Rhubarb」
 

森の香りがする北欧の自然が生んだ天然水

 「White Birch Water(ホワイトバーチウォーター)」とは、白樺の木から採取される天然樹液。ヨーロッパ北東部に位置するリトアニア共和国で作られ、一年に一度雪解けの季節にのみ採取することができる貴重なものだ。自然が生み出す水分にはアミノ酸やビタミンが豊富で体にもいいとのこと。ヨーロッパでは多くの国で愛飲されているこの「White Birch Water」が日本でも購入できるそうで、早速2種類を購入してみた。
 
「Sip Sap Rhubarb(ルバーブ)」。ルバーブという野菜を使った海外でも人気のフレーバー

 まずは、「Sip Sap Rhubarb(ルバーブ)」。ルバーブとは欧米では一般的に食される植物で、ジャムやスイーツにも使われる野菜。パリで開催された名門グルメフード&ドリンクコンテストの「Prix Epicures 2019」でゴールドメダルを獲得したという人気のレシピだ。
 
原材料は白樺樹液94.96%、きび砂糖4.82%、
ナチュラルルバーブフレーバー0.08%、クエン酸0.14%

 樹液とのことで少しどろっとした液体を想像していたが、実際はさらりとしており見た目は水のようだ。味はきび砂糖とルバーブの甘さがほんのりと感じられる程度。香りはほとんど感じられない。人口甘味料を使っていないのでやさしい味わいで食事の際も邪魔にならないのがうれしい。ジュースのような甘さや濃い味を求める時には物足りないだろう。水の変わりに日常的に取り入れるのに最適なドリンクだ。
 
「Sip Sap Ginger & Lime」は「Sip Sap Rhubarb」よりも香りや果汁の風味を感じられる

 「Sip Sap Ginger & Lime」は、原材料に生姜エキスとライム果汁が入っており、爽やかな味わいが特徴だ。生姜とライムの爽やかな味わいはあるがジュースのように主張しすぎることはなく、ほんのり上品に感じる程度。「Sip Sap Rhubarb」よりは味わいを感じられる気がした。

 
原材料は白樺樹液94.3%、きび砂糖4.9%、生姜エキス0.5%、
ナチュラルライムフレーバー0.1%、クエン酸0.2%

 こちらも水に近いか感覚で飲めるので通常の飲料水の代わりとして取り入れたい。また、すっきりと喉に浸透するので、運動後や風呂上がりの水分補給にもってこいの品だ。

 今回試してみた二つのフレーバーはどちらも白樺樹液が94%も入っており大地の恵みを存分に取り入れることができる。1度飲んだだけでは効果は感じられないが、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど、多くの栄養成分が豊富に含まれているため、飲み続ければ健康や美容に効果が期待できるはずだ。自然のエキスがたっぷりと入ったドリンク、味が気に入れば水分補給のアイテムに取り入れてみてはいかがだろうか。(エフェクト・霜越緑)

※記事中の価格は購入時もの