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大阪・北部地震から開発、スマホ充電・ライト・ラジオがセットになった「防災ライト」

 大阪市内に本社を構える家電卸の電響社は、2018年6月18日に最大震度6弱を記録した大阪北部地震を目の当たりにした。台風21号による大規模停電も重なったことから、スマートフォン(スマホ)が充電できなかったり、明かりが確保できずにずっと真っ暗だったりした。そこで、非常時の照明と情報収集の重要性を再認識した経験から開発した「防災ライト」3機種を、8月下旬から家電量販店などで販売している。

電響社の「防災ライト」3機種

 一つは「手回し充電ラジオライト DJL-H363」で、税別の実売価格が3980円前後。USB-A-USB Micro-B/USB Type-Cに対応した付属の充電用コードで、スマホや携帯電話が充電できるほか、AMやFMラジオを受信できる。付属の収納袋をかぶせれば、簡易的なランタンとして明かりを確保できる。
 
「手回し充電ラジオライト DJL-H363」は
付属の収納袋をかぶせると簡易ランタンとして明かりを確保できる

 電源は、手回しで充電できるほか、AC電源、モバイルバッテリ、単4形乾電池4本に対応する。充電時間は約3時間で、ライトやラジオなど連続して約10時間使用できる。重さは約260g。

 もう一つは「防水ラジオランタン DJL-H265」で、価格が3980円前後。置いても、吊り下げても使える2WAYタイプでAM/FMラジオが聴ける。調光は3段階に変えられる。IP65相当の防じん・防水仕様で、重さは約465g。
 
「防水ラジオランタン DJL-H265」

 最後は「手回し充電ライト DJL-H163」で、価格が2480円前後。スマホや携帯電話が充電でき、電源として手回し充電とAC電源、モバイルバッテリに対応する。充電時間は約3時間。ライトで最大約10時間の連続使用が可能だ。
 
手回し充電で電源がなくても明かりを確保できる

 付属の収納袋を本体にかぶせることで簡易ランタンになる。重さは約220g。今年の夏は、瀬戸内海を襲った台風や九州地方の豪雨など、自然災害の怖さが以前よりも身近に意識しなければならないように感じる。家電量販店に行った際は、防災コーナーもチェックしておきたい。