2018年12月にソフトバンクの冬モデルとして発売されたシャープのAndroidスマートフォン「AQUOS zero」。「AQUOS R2」と並ぶシャープのフラグシップモデルが4月10日にSIMフリーで販売を開始する。“Theジャパンスマホ”と呼ぶにふさわしい日本市場を意識した性能・機能をおさらいしておこう。

4月10日にSIMフリーで販売を開始するシャープの
「AQUOS zero」

 まず、画面には6.2インチの有機ELパネル(1440×2992、18.7:9)を採用。昨今のスマホは大画面と引き換えに重量が増しているが、同モデルは約146gという軽量ボディを実現。しかも、防水・防じん・おサイフケータイにも対応するなど、需要の高い機能をきっちりと押さえている。

 有機ELパネルの美しさが生きる映像は、HDR映像技術「Dolby Vision」に対応するほか、デジタルシネマの標準規格「DCI-P3」を100%カバー。AQUOSで培った高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」の滑らかな階調表現で色を鮮やかに再現する。サウンドは立体音響技術「Dolby Atmos」とステレオスピーカーを搭載。映像コンテンツからゲームまで、幅広いエンタテインメントをハイクオリティで楽しむことができるスペックに仕上がっている。

 OSはAndroid 9、CPUはSnapdragon 845、メモリー容量は6GB、ストレージ容量は128GB、バッテリー容量は3130mAh。カメラはアウト・インともにシングルレンズで、有効画素数はアウトが2260万画素、インが800万画素。背面に指紋センサーを搭載する。価格は昨年12月に発売したソフトバンク版が一括払いで9万9840円。SIMフリー版も10万円前後の価格とみられる。

 SIMフリースマホとしてはハイエンドな価格帯だが、同市場でハイスペックモデルが伸びていることやSIMフリーとしては貴重なおサイフケータイ対応機種であることなどから、市場の期待は大きい。「AQUOS zero」の販売動向は市場の方向性を示す指標としても注目できそうだ。