なでたくなる扇風機、新しい「Kamomefan」は「プッシュスイッチ」を排除

新製品

2019/03/07 16:00

 ドウシシャは、直感的に本体を触って、なでたくなる「愛着家電」というコンセプトを反映した「Kamomefan」の新製品「FKLU-303D/ULKF-1303D」を発表した。4月から発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は2万7880円前後の見込み。

Kamomefanの「FKLU-303D/ULKF-1303D」

 新製品は、一般的な扇風機に搭載しているプッシュスイッチを排除した。電源のオン/オフや風量調節などの操作を本体の羽根の横のダイヤルとタッチセンサーに集約した。ダイヤルを回すと、電源のオン/オフや風量調節が可能。タッチセンサーに触れると、タイマー設定などができる。
 
操作部は羽根の横のダイヤルとタッチセンサーのみに集約

 高さは約90cmのため、リモコンで操作したり、屈んでボタンを押す必要なく、自然な動線で操作できる。扇風機から「ボタンを押す」という動作を取り払い、「さわる・回す」という滑らかな操作感を実現した。ほかにも、75度の左右自動首振りや上に40度、下に10度の角度調整ができる。

 Kamomefanは、船舶用プロペラメーカー「ナカシマプロペラ」と共同開発した羽根を搭載し、肌あたりのよい風を広範囲に送れることを特徴にしている。