NTTドコモは5月18日から、2018年夏の新スマートフォンを順次発売する。ラインアップのなかには、256QAMと3つの周波数帯を束ねたキャリアアグリゲーションで、国内最速となる受信時最大988Mbpsの通信に対応する6機種が含まれている。

「Galaxy S9 SC-02K」(左)と「Galaxy S9+ C-03K」

 受信時最大約1Gbpsといえば、光ファイバーの回線速度と同等。理論値ではあるものの、家や会社でLANケーブルを使ってPCからインターネットに接続する際と、ほぼ同じ使い心地が味わえる。
 
「Xperia XZ2 SO-03K」(左)と、「Xperia XZ2 Premium SO-04K」

 現在、NTTドコモのスマホで受信時最大約1Gbpsの通信速度を実現するのは、「Galaxy S9 SC-02K」「Galaxy S9+ SC-03K」「Xperia XZ2 SO-03K」「Xperia XZ2 Premium SO-04K」「AQUOS R2 SH-03K」「HUAWEI P20 Pro HW-01K」の6機種で、東名阪の一部エリアのみ。同社は、19年春には1Gbpsを超える目標を立てている。
 
「AQUOS R2 SH-03K」(左)と、「HUAWEI P20 Pro HW-01K」

 外出先で動画を閲覧するニーズが増えたことにより、大手キャリアは通信容量20GBという大容量プランの提供を開始した。次は通信速度で競い合う姿勢だが、実際に受信時最大約1Gbpsの通信速度を必要とする機会は非常に稀だ。それよりも、満員電車やトンネル、郊外の住宅街といった、電波が安定しない場所を改善すれば、人気が上昇するのではないだろうか。(BCN・南雲 亮平)