バーチャル7.1chのサラウンド音場を楽しむ、ソニーのホームユースヘッドホン

新製品

2018/02/21 16:00

 音楽やゲーム、映画、ライヴビデオなどを臨場感のある大音量で楽しみたいが、音が漏れて迷惑にならないか気になる。ソニーが4月7日に発売するホームユース向けデジタルサラウンドヘッドホンシステム「WH-L600」は、そんなユーザーにぴったりの製品だ。価格はオープンで、税別の実勢価格は3万円前後の見込み。


ソニーのホームユースヘッドホン「WH-L600

 音声は5.1chサラウンドに、背後の音を表現するサラウンドバック2chを加えた、ソニー独自の7.1ch VPT(Virtualphones Technologyで、没入感のあるサラウンドが楽しめる。オーディオデコードとVPT処理を一つのDPSで実現し、最大2.4FOPSの演算能力でマルチチャンネル音声を豊かに再生する。

 DC電源部に1000μF×2の大容量電解コンデンサを使用し、オーディオブロックの主要なコンデンサに高音質パーツを採用するなど、高音質を実現するために細部にもこだわった。また、ARC(オーディオリターンチャンネル)に対応したHDMI端子を搭載しているので、HDMIケーブル1本でテレビの音声が楽しめる。

 音源にあわせて選べるエフェクトモードには、従来の「シネマ」「ゲーム」「ボイス」に加え、新たに「スポーツ」を追加。デコーダは、ドルビーデジタルとDPLx、DTS、AACに対応する。

 また、従来機種「HW700DS」ユーザーの改善要望で多かった「ヘッドホン充電スタンド」を採用し、使わない場合、充電しながらコンパクトに収納できる。連続音楽再生時間は最大17時間、充電時間は約6時間。重さは約320g。