JVCケンウッド、スマホで自宅を見守れるハイビジョンIPカメラ「GV-CC1」

新製品

2017/03/16 12:13

 JVCケンウッドは、「JVC」ブランドから、スマートフォンだけで簡単に設定でき、手軽に自宅を見守れるハイビジョンIPカメラ「GV-CC1」を3月下旬に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は1万8000円前後の見込み。


GV-CC1

 iOS/Android対応の専用アプリ「JVC MONITORING」のダウンロード、アカウント登録、QRコードを利用した接続を、スマホを使って3ステップで簡単に設定できる。アカウントは最大4人まで共有が可能で、カメラは最大4台まで接続できる。

 外出先からリアルタイムで映像確認、録画開始、画質の切り替えなどができるほか、本体に内蔵したマイクとスピーカーを使ってスマホとの双方向会話も可能なので、離れて暮らす両親とのコミュニケーションにも活用できる。また、不審な動きを検知すると、登録したスマホに即座に通知し、自動録画を始める機能も備える。

 ハイビジョン画質(1280×720p/30fps)、水平視野角85°の広角撮影に対応。赤外線LED機能を搭載し、暗くなると自動で夜間撮影モードに切り替わるので、暗い場所や夜間でも映像を確認できる。対応メディアは最大32GBのmicroSDHC/microSDカード。サイズは幅69.8×高さ113.5×奥行き69.8mmで、重さは120g。
 

GV-F1KIT

 「GV-CC1」と、人感センサ「CU-MS1」、開閉センサ「CU-DS1」、各センサを制御するスマートホームハブ「CU-HB1」をセットにしたホームモニタリングシステム「GV-F1KIT」を4月下旬に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は3万円前後の見込み。
 

「Victorブランド」が復活、第1弾製品は5月発表予定

 なお、JVCケンウッドは3月14日、旧日本ビクターの創立90周年を迎え、グローバルに展開する「JVC」と「KENWOOD」の2つの製品ブランドに加え、「Victorブランド」を復活すると発表。既存ブランドに当てはまらない独創的な製品に限定し、「時代をつくる」ブランドとして新たに展開していく。あわせて、「Victorブランド」の特設サイトもオープンした。