アクションカメラ「GoPro」新モデル、「HERO5 BLACK」「HERO5 Session」

新製品

2016/09/27 15:29

 米GoProは、アクションカメラ「GoPro」シリーズの新モデル「GoPro HERO5 BLACK」と「GoPro HERO5 Session」を、10月3日に発売する。販売中の「HERO Session」も継続して販売し、3モデルで展開する。


シリーズ最高峰の「GoPro HERO5 BLACK」

 「HERO5 BLACK」「HERO5 Session」とも、最高4K/30fpsの4K動画の撮影、電子式手ブレ補正、クラウドへの自動アップロード、日本語を含む7か国の音声コントロール(他の言語も今後追加予定)に対応。静止画の解像度は、プロフェッショナル向けの「HERO5 BLACK」は1200万画素、小型ボディの「HERO5 Session」は1000万画素となる。さらに、「HERO5 BLACK」は、2インチのタッチディスプレイとGPSを搭載し、ステレオ録音/風切り音低減、RAW/WDR写真モードに対応する。

 2年ぶりのフルモデルチェンジ。充電中に、写真や動画をクラウドベースのサブスクリプションサービス「GoPro Plus」に自動アップロードする機能を新たに搭載し、コンテンツの撮影から編集・共有まで、すべてをカバーできるようになった。防水性能は、ハウジングなしで水深10mまで。
 

従来の小型デザインはそのままにパフォーマンスを高めた「GoPro HERO5 Session」

 税別価格は、「HERO5 BLACK」が4万7000円、「HERO5 Session」が3万8000円。米GoProが今回の新製品と同時に発表したドローン「KARMA」の日本での発売時期・価格は未定。

 「GoPro Plus」は、他社製カメラでも利用でき、米国では10月2日から、その他の国では2017年1月初旬からサービス開始予定。無料体験終了後の米国での料金は月額4.99ドル。日本での月額料金は未定。

 GoProブランドの製品は、日本では、現在、タジマモーターコーポレーション GoPro事業部が販売代理店となっている。家電量販店の実売データを集計した「BCNランキング」によると、「GoPro」は、2009年から日本に出回り始めた。2012年をピークに、デジタルビデオカメラ全体の販売台数は減少に転じたが、2013年以降、アクションカメラの販売台数は増加し、新カテゴリとして定着した。Go Proの販売台数シェアは、2015年は33.9%、2016年1月~8月の累計は49.1%。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。