日本エイサー、2in1スタイルのノートPC「Aspire Switch 10シリーズ」、Office搭載モデルも

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2014/10/02 12:29

 日本エイサーは、本体とキーボード部が分離してタブレット端末としても利用できる2in1スタイルの10.1インチモバイルノートPC「Aspire Switch 10シリーズ」を、10月10日に発売する。

Aspire Switch 10シリーズ

Aspire Switch 10シリーズ

 CPUにインテルAtom Z3735Fを採用。5点マルチタッチ対応10.1インチワイドIPS液晶ディスプレイ(解像度1280×800)、2GBのメモリ、64GBのストレージを搭載。無線通信機能は、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0。OSはWindows 8.1 with Bing 32ビット。

 キーボードを脱着できるマグネット式のヒンジ「Acer Snap Hinge」を採用。キーボード部を分離して、本体だけをタブレット端末として使用できる。ヒンジのマグネットは最大2.8kgの荷重に耐える一方で、本体の端を持ち上げれば簡単にキーボードから取り外すことができる。

 キーボード部の接続方向によって、ディスプレイの向きを変えることができ、通常のノートPCスタイルである「ノート」、キーボードを取り外した「タッチパネル(パッド)」、キーボード部をスタンドにする「ディスプレイ」と「テント」の、4種類のスタイルを使い分けることができる。 

4種類のスタイル

4種類のスタイル。左から、「ノート」「タッチパネル(パッド)」「ディスプレイ」「テント」

 ディスプレイには、ひっかきキズや亀裂耐性を従来の3倍に向上し、目視でわかる表面のキズの数を約40%低減したゴリラガラス3を採用。太陽光の乱反射を抑える「Zero Air Gap」技術で、屋外でもくっきりクリアな映像を表示する。IPSパネルを採用することで、斜めからでもクリアに見える。

 このほか、OSがスリープ状態でもメールの受信やアプリケーションの情報を更新する「Microsoft InstantGo」を搭載する。バッテリ駆動時間は約8時間。タブレット部は、サイズが幅261.6×高さ8.9×奥行き177.1mmで、重さは約585g。キーボード接続時の高さは約20.2mm。

 ラインアップは「SW5-012-F12D/SF」と「SW5-012-F12P/S」の2モデル。

 「SW5-012-F12D/SF」は、Microsoft Office Home and Business 2013を搭載。キーボード部に500GBのHDDを備える。キーボード接続時の重さは約1200g。価格はオープンで、実勢価格は6万円前後の見込み。

 「SW5-012-F12P/S」は、KINGSOFT Office 2013 30日体験版を搭載する。キーボード接続時の重さは約1170g。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。