ソフトバンクポイントが「Tポイント」に、2014年7月から

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2014/03/28 19:19

 ソフトバンクモバイルと、共通ポイントサービス「Tポイント」を運営するTポイント・ジャパンは、3月28日、ポイントプログラムに関する業務提携契約を締結したと発表した。

 業務提携に伴い、7月1日にソフトバンク携帯電話の利用料金に応じて貯まる「ソフトバンクポイント」が「Tポイント」に切り替わり、利用金額1000円(税別)につき、「Tポイント」を5ポイント付与する。先行して、4月1日以降に新規契約した個人の契約者は、従来の「ソフトバンクポイント」の代わりに「Tポイント」が貯まる。なお、4~6月ぶんの「Tポイント」の付与は7月の予定。

携帯電話の利用料金に応じて「Tポイント」が貯まる

携帯電話の利用料金に応じて「Tポイント」が貯まる

 また、7月1日以降は、ソフトバンク携帯電話の購入代金や修理代金、付属品の購入時などに、これまでに貯めた「Tポイント」を利用できるようになる。新たに、毎月の利用料金の支払いにも「Tポイント」を利用できる。なお、ソフトバンク携帯電話を利用していないユーザーも、すでに「Tポイント」を保有していれば、同様に使うことができる。

 これまでに獲得した「ソフトバンクポイント」は、7月1日以降、1ポイント1円(税込み)で利用できる。「ソフトバンクポイント」と「Tポイント」は交換できない。

 Tポイント・ジャパンが運営する「Tポイント」は、2月末時点で全国110社/6万8734店舗が参加し、4811万人(アクティブ・ユニーク数)が利用する日本最大の共通ポイントサービス。TSUTAYAやファミリーマート、スリーエフ、ENEOS、ガスト、Yahoo!ショッピングなど、さまざまな店舗でポイントを貯めたり、使ったりできる。携帯電話事業者は、ソフトバンクモバイルが初めて。

 通信事業者のポイントプログラムは、長期の継続利用者や、ポイント好きにはなじみのあるプラスアルファのサービス。すでにNTTドコモは、4月から、無料のドコモ契約者向け会員サービス「ドコモプレミアクラブ」「ドコモビジネスプレミアクラブ」のポイントプログラムの内容を改定すると発表。KDDIは、「au ID」と連携した新サービス「au WALLET」を5月をめどに開始し、「au WALLET」サービスに合わせて、新たなポイントプログラム「au WALLET ポイントプログラム」を提供する予定だ。今年4~7月にかけて、主要3キャリアは相次いでポイントプログラムを見直す動きに入る。