ASUS、ゲーミングPC「G75VW」など、第3世代インテルCore i7搭載ノートPC2機種

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2012/05/07 18:53

 ASUSTeK Computerは、第3世代インテルCore i7プロセッサを搭載した3D対応ゲーミングノートPC「G75VW」と、ハイスタンダードノートPC「K55VD」の2機種を、5月下旬に発売する。

「G75VW」(左)と、「K55VD」

 「G75VW」「K55VD」とも、CPUはインテルCore i7-3610QM、OSはWindows 7 Home Premium 64ビット(SP1)を搭載する。

 3D対応ゲーミングノートPC「G75VW」は、グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 660M、LEDバックライト採用の17.3型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)、16GBのメモリ、256GBのSSDと750GBのHDD、2層メディア対応のブルーレイディスク(BD)ドライブを搭載。強力なCPUとグラフィックスによって、高速な演算処理と実写のような滑らかで高精細なビジュアルを実現した。

 ディスプレイは、視野角左右140°、上下120°のノングレアパネルで、長時間快適にゲームに集中できる。さらに「NVIDIA 3D Vision 2」に対応し、従来の2倍の明るさの3D映像を実現する「NVIDIA 3D LightBoostテクノロジー」と、従来製品からレンズが20%大きくなり、外光の遮断性や装着感を向上した「NVIDIA 3D Vision 2メガネ」によって、よりリアルな3Dゲームの世界を体感できる。

 また、3Dテレビや3D液晶ディスプレイと接続して3D表示ができる「NVIDIA 3D TV Play」や、内蔵ディスプレイとHDMIポートやVGAポートに接続したディスプレイとのマルチディスプレイ表示に対応している。

 ステルス戦闘機をイメージした本体には、爆発音や銃声などを重低音で再生するサブウーファーを備えた2.1チャンネルスピーカー(2W×2)を搭載。オーディオテクノロジー「SonicMaster」によって、大音量でもクリアなサウンドを実現した。

 ストレージは、転送速度が毎秒6GBの高速SSDとHDDのハイブリッドドライブで、DDR3-1600の高速メモリとの組み合わせでゲームや動画などの大容量コンテンツにも余裕をもって対応することができる。OSはSSDにインストールしているので、起動やプログラムの読込みが速い。

 キーボードは、ゲームに最適なキー配列のイルミネーションキーボードを搭載。ソフトタッチの大きなパームレストとともに、快適なゲームプレイ環境を提供する。USB3.0ポート×4基、HDMI 1.4出力×1基、miniDisplayポート×1基を搭載。Bluetooth 4.0に対応。さらに、背面にはホコリの侵入を防ぐファン・フィルターを備える。

 バッテリ駆動時間は約2.7時間で、バッテリ充電時間は約2.8時間。サイズは幅415.0×高さ17.0~52.0×奥行き320.0mmで、重さは約4.2kg。希望小売価格は20万9800円。

 ハイスタンダードノートPC「K55VD」は、グラフィックにNVIDIA GeForce 610M、LEDバックライト採用の15.6型ワイド液晶ディスプレイ(解像度1366×768)、8GBのメモリ、750GBのHDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。状況に応じて、低消費電力のCPU内蔵グラフィックスと専用グラフィックスを切り替えて使用する「NVIDIA Optimus Technology」に対応し、省電力と高度なビジュアル性能を両立した。スリープ状態から約2秒で復帰する「Instant On」機能を備える。

 きょう体は従来モデルの「Kシリーズ」より約10%薄く、格子パターンを刻印したトップカバーやアルミニウムのヘアライン加工を施したパームレストを採用。パームレストは、熱くならない「ASUS IceCool Design」だ。このほか、テンキーつきのラバーキーボード、マルチタッチに対応したタッチパッドを備える。

 サウンド機能では、オーディオテクノロジー「SonicMaster」と、米アルテック・ランシング・テクノロジーズのスピーカーを搭載することによって、パワフルなサウンド環境を実現した。

 USB3.0ポート×2基、USB2.0ポート×1基、HDMI出力×1基、D-Sub 15ピン×1基を備える。バッテリ駆動時間は約4.7時間で、バッテリ充電時間は約2.8時間。サイズは幅378.0×高さ21.7~31.9×奥行き251.0mmで、重さは約2.6kg。希望小売価格は7万9800円。