ソニー、「S-Master MX」搭載、“史上最高音質”の「ウォークマン」Aシリーズ

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2011/09/13 17:58

 ソニーは、携帯オーディオプレーヤー「ウォークマン」Aシリーズとして、フルデジタルアンプ「S-Master MX」などの高音質技術を多数搭載した「NW-A860シリーズ」を10月8日に発売する。

NW-A860シリーズ

 「ウォークマン」Aシリーズは、400×240ドットの2.8型カラー液晶を搭載し、音楽/ビデオ/写真/FMラジオ/ポッドキャストの再生に対応した携帯オーディオプレーヤー。新たにタッチパネル方式を採用し、画面をタッチして直感的に操作できる。

 従来のAシリーズに搭載していた独自の「クリアオーディオテクノロジー」に加え、音声信号をフルデジタル処理するアンプ「S-Master」をモバイル機器向けに進化させ、音質劣化を極少に抑え、原音を忠実に再生するフルデジタルアンプ「S-Master MX」を新たに採用し、「ウォークマン」史上最高音質を実現した。周囲の騒音を約98.0%カットする「デジタルノイズキャンセリング機能」も搭載。付属ヘッドホンは、豊かな再現力とすぐれた装着感をもつ「大口径13.5mm EXヘッドホン」を採用している。

 新たにBluetooth機能を搭載。同時に発表した「ウォークマン ドックスピーカー」などのBluetooth対応機器とワイヤレスで接続し、「ウォークマン」に保存した音楽を手軽に再生できる。「ファイル送受信機能」で、Bluetooth対応スマートフォン・携帯電話で撮影した写真を「ウォークマン」とワイヤレスでやり取りすることもできる。

 このほか、音楽の進行に合わせて歌詞を自動的にスクロール表示する歌詞表示機能「歌詞ピタ」や、再生スピードのコントロール、A-Bリピートなどができる「語学学習機能」などを搭載する。 

ソニーストア限定モデルの「NW-A867/VI」(ラッシュバイオレット/64GB)

 容量は64GB、32GB、16GBの3種類、カラーはピンク、ホワイト、ブラックの3色。さらに、ソニーストア限定モデルとして、「ラッシュバイオレット」をラインアップする。ラッシュバイオレットは、64GBモデルのみで、アルミ素材を1点ずつ手加工で研磨仕上げを行い、深みのある鏡面光沢を実現した。本体サイズは幅約51.8×高さ96.9×奥行き約9.3mm、重さは約77g。バッテリ駆動時間は音楽再生時23時間、ビデオ再生時5時間。

 価格はオープンで、実勢価格は、容量64GBの「NW-A867」が3万5000円前後、32GBの「NW-A866」が2万5000円前後、16GBの「NW-A865」が2万円前後の見込み。 

ウォークマンAシリーズ専用ソフトケースのCKS-NWA860(ブラック、ピンク)

 ウォークマンAシリーズ専用アクセサリとして、ドット柄(ブラック)、花柄(ピンク)の2色のソフトケース「CKS-NWA860」やクリアケース、本体カラーと同じ3色のシリコンケース、保護シートを同時に発売する。価格はすべてオープンで、実勢価格は保護シート「PRF-NWH28」が1000円前後、ケースはそれぞれ2500円前後~3000円前後の見込み。