キヤノン、タッチシャッター搭載のコンパクトデジタルカメラ「IXY 32S」

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2011/07/15 18:11

 キヤノンは、開放F値2.0の大口径レンズや、タッチパネル方式の液晶モニタを備えたコンパクトデジタルカメラ「IXY 32S」を、8月4日に発売する。カラーは、ピンク、ゴールド、シルバー、ブラックの4色。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。

IXY 32S

 35mm判換算で24~105mm相当の光学4.4倍ズームと、広角端の開放F値2.0の明るいレンズを搭載。有効画素数約1210万画素の裏面照射型CMOSセンサと独自の映像エンジン「DIGIC 4」を組み合わせて、夜景や室内など暗いシーンでもノイズを抑えた写真を撮影できる「HS SYSTEM」を搭載する。

 タッチシャッターに対応する3.2型のワイドタッチパネルを搭載。撮影状況をカメラが認識して、自動的に設定を調整する「こだわりオート」は、「人以外の動き」を加えた32シーンを認識。高精度化した被写体検出機能「主役フォーカス」と連携することで、ピント合わせの後に被写体が動いても追跡する。

 フルHD(解像度1920×1080)動画の撮影に対応。静止画撮影中でも、「動画ボタン」ですばやく動画撮影を開始できる。撮影シーンを判別して最適な設定と画像処理を自動的に行う「こだわりムービーや」、歩行しながら撮影するときに生じる手ブレを抑制する光学手ブレ補正「ダイナミック」を搭載する。

 また、静止画撮影時にシャッターを押すと、直前の最大4秒間の動画を自動で記録し、1日1本のムービーにまとめる新機能「ムービーダイジェスト」を備える。

 最高8.2画像/秒の「ハイスピード連写」や、240フレーム/秒の「ハイスピード動画」、カメラが素早く最適な1枚を選ぶ「ベストセレクト連写」、手持ちで夜景の撮影が可能な「手持ち夜景」、暗いシーンに対応する「ローライト」モード、「ジオラマ風」「魚眼風」「トイカメラ風」などの写真が撮れるシーンモードなどの機能を搭載している。

 対応メディアは、SD/SDHC/SDXCカード。サイズは幅100.6×高さ55.4×奥行き25.0mm(突起部除く)、重さは約185g。