SMSの事業者間接続開始、7月13日から異なるキャリア間でSMSのやりとりができる!

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2011/06/01 19:00

 NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー電話、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスの5社は、第3世代携帯電話(3G)でのショートメッセージサービス(SMS)の事業者間接続を7月13日から開始し、異なる事業者間でもSMSを送受信できるようにする。

 ショートメッセージサービス(SMS)は、SMS対応携帯電話の電話番号を宛先として、全角最大70文字(半角英数160文字)のメッセージを送受信できるサービス。送信する相手のメールアドレスを知らなくても、メールのように文字でメッセージを送信できる。

 これまでSMSの同じキャリアの間だけでしか利用できなかったが、2009年9月1日、SMSの事業者間接続の実現に向けて検討を進めることで合意。今回、ようやく実現に至った。

 KDDIと沖縄セルラー電話は、今回の事業者間接続の開始に合わせて、ショートメッセージサービス「Cメール」の機能を拡張。今年6月以降に発売する一部機種で、Cメールで利用できる文字数を全角で70文字、半角で140文字に拡張し、改行ができるようにする。その他の機種は、従来通り全角50文字、半角100文字までで、最大文字数を超えるメッセージは2通に分けて受信する。

 また、NTTドコモは、FOMAでのSMS1回あたりの送信料を改定し、送達通知の有無にかかわらず、一律3.15円に値下げする。

【7月13日以降のSMS1回あたりの送信料(国内)】
NTTドコモ:3.15円
au::3.15円
ソフトバンクモバイル/ディズニー・モバイル:3.15円
イー・モバイル:2.1円