パナソニック、パッド上に置くだけで充電できる「チャージパッド」

ニュース

2011/04/25 11:13

 パナソニックは、パッドの上に置くだけで、対応する電源パックなどに充電できる「チャージパッド」シリーズを、6月24日に発売する。

無接点充電パッド QE-TM101-K

 「チャージパッド」シリーズは、ワイヤレス充電の国際標準規格「Qi(チー)」に対応し、モバイル電源パックや充電機能付きキャリングケースを無接点充電パッドの上に置くだけで、ケーブルなしで充電ができる。

 シリーズ製品は、「無接点充電パッド QE-TM101-W/-K」「USB対応モバイル電源パック QE-PL201-W/-K」「USB対応モバイル電源パック QE-PL101-W/-K」「単3・単4形ニッケル水素電池専用充電機能付キャリングケース QE-CV201-W/-K」。

パッド上の充電エリアに置くだけで充電する

 「無接点充電パッド QE-TM101-W/-K」は、ムービングコイル方式を採用。パッド上の所定の充電エリアに機器を置くと、パッドが自動的に機器の受電コイルの位置を検出して、送電コイルをその場所に移動して充電する「フリーポジショニング充電」を実現した。サイズは、幅146×高さ20×奥行き170mm、重さは約250g。

USB対応モバイル電源パック QE-PL201-W(左)、QE-PL101-W(右)

 「USB対応モバイル電源パック」は、出力が最大1.5Aの大容量タイプ「QE-PL201-W/-K」と、最大1Aの標準タイプ「QE-PL101-W/-K」を用意。USB端子から携帯電話やスマートフォンに電源を供給する。「QE-PL201-W/-K」はUSB端子を2口備え、同時に2台の機器への給電ができる。

 無接点充電パッドによる充電時間は、「QE-PL201-W/-K」が約7時間、「QE-PL101-W/-K」が約5時間。サイズは、「QE-PL201-W/-K」が幅63×高さ24×奥行き70mm、重さは約150g、「QE-PL101-W/-K」が幅41.5×高さ23.2×奥行き70.0mm、重さは約85g。

単3・単4形ニッケル水素電池専用充電機能付キャリングケースQE-CV201-W

 「単3・単4形ニッケル水素電池専用充電機能付キャリングケース QE-CV201-W/-K」は、内部に単3形/単4形のニッケル水素充電池「EVOLTA(エボルタ)」を2本収納できる。充電池を収納したまま、無接点充電パッドで充電が可能。充電時間は、単3形「HHR-3MVS」2本で約3時間、単4形「HHR-4MVS」2本で約1.1時間。サイズは、幅34×高さ26×奥行き73mm、重さは約80g(電池を含む)。

 価格はいずれもオープンで、実勢価格は「無接点充電パッド QE-TM101-W/-K」が5000円前後、「USB対応モバイル電源パック QE-PL201-W/-K」が5500円前後、「USB対応モバイル電源パック QE-PL101-W/-K」が4000円前後、「単3・単4形ニッケル水素電池専用充電機能付キャリングケース QE-CV201-W/-K」が2000円前後の見込み。