2台のPCのUSBポートに差すだけの簡単ファイル共有デバイス「iTwin」

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2011/04/07 21:45

 シンガポールのiTwin社とエーディーディーは、インターネットを利用して簡単にファイルを共有できるデバイス「iTwin(アイツイン)」を、4月12日にエーディーディーのオンラインショップで発売する。

iTwin

 「iTwin」は、2本がセットになったUSBメモリを2台のPCにそれぞれ差すことで、ファイルやフォルダを共有することができるデバイス。まず、二つに分かれるiTwinを一つにして片方のPCのUSBポートに挿し、パスワードなどの設定を行う。次に、iTwinを二つに切り離し、もう片方のPCのUSBポートに差すと、インターネット接続環境さえあれば、2台のPCでファイルを共有できる。

 切り離したもう1本のiTwinを持ち歩けば、iTwinを挿した自宅のPCのHDDをオンラインファイルストレージのように使うこともできる。iTwin間のデータは暗号化され、公衆無線LANなどでも安全に使える。サイズは0.8×2.1cm×9.0cm、重さは50g。カラーは、ライムグリーンとガンメタグレーの2色。

 「iTwin」は、「2009年TechCrunch50の勝ち残り50社/50製品」のうち、最も注目され、最も評価の高かった製品。2010年の発売から1年、エーディーディーがiTwin社と日本国内の独占販売契約を締結し、発売が決定した。