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ソニーのコンデジ「サイバーショット」、30倍ズーム「DSC-HX100V」と16倍ズーム「DSC-HX9V」

ニュース

2011/02/08 19:21

 ソニーは、コンパクトデジタルカメラ「Cyber-Shot(サイバーショット)」で裏面照射型CMOSセンサを搭載した「DSC-HX100V」と「DSC-HX9V」の2機種を発売する。

 有効1620万画素1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサ「Exmor R」や高速で信号を処理する画像処理エンジン「BIONZ」によって、高画質な静止画と動画の撮影が楽しめる。ビデオカメラ「ハンディカム」の技術を生かし、従来の約10倍の補正角をもつ光学式手ブレ補正「アクティブモード」を強化。縦・横方向の手ブレ補正に加え、回転方向の補正にも対応した。

Cyber-Shot DSC-HX100V

 レンズは、「DSC-HX100V」がカールツァイスの「バリオ・ゾナー T」で、27-810mm(35mmフィルムカメラ換算)の30倍ズーム。「DSC-HX9V」がソニー製「Gレンズ」で、24-384mm(35mmフィルムカメラ換算)の16倍ズーム。

Cyber-Shot DSC-HX9V

 2機種とも、マニュアル操作が充実。デジタル一眼「α」にも搭載している「MR(メモリーリコール)」モードで、ズーム位置やホワイトバランス、露出補正、日付設定、グリッドラインなどカメラ設定の組み合わせを最大3種類まで保存し、瞬時に読みだせる。また、ホワイトバランスシフトで、シフト量をパネルで確認しながら、微細な色表現の変更や被写体の細かい変化を捉えて撮影することができる。

 とくに「DSC-HX100V」は、レンズ横のスイッチを切り替えてフォーカスやズームを調整できるマニュアルリングを搭載。マニュアルフォーカスのときには、画面の一部を約7.5倍に拡大して精密なピント合わせができる。また、光量を約3EV落とすNDフィルタを内蔵する。

 2機種とも、シーンに合わせて連写画像を合成することで高画質な静止画のオート撮影ができる「プレミアムおまかせオート」、位置情報と方位情報を同時に記録できる「GPS・コンパス」、自動的に最大204度のパノラマ画像を作成する「スイングパノラマ(顔・動き検出対応)」などの機能を搭載している。

 3Dに関しても、「3D静止画」「3Dスイングパノラマ」「スイングマルチアングル」の3モードを搭載。HDMIケーブルを経由して3Dテレビに映し出すことで、臨場感溢れる3D写真が楽しめる。

 「DSC-HX100V」は実勢価格が5万0000円前後で、カラーはブラック。4月8日の発売。「DSC-HX9V」は実勢価格が4万5000円前後で、カラーはゴールドとブラック。3月11日の発売。