NTTドコモ、クロッシィ対応端末「L-02C」を発売、光回線並みの通信速度

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2010/12/21 17:06

 NTTドコモは、LTEサービス「Xi(クロッシィ)」に対応する端末「L-02C」を2010年12月24日に発売する。関東、甲信越、東海、関西4地区の20都府県内にあるドコモ取扱店で販売する。

LTEサービス「Xi」対応端末「L-02C」

 「Xi」はNTTドコモが提供するLTE(Long Term Evolution)サービスで、受信時が最大37.5Mbps、送信時が最大12.5Mbpsの超高速データ通信。Xiエリア内の一部の室内施設では、受信時で最大75Mbps、送信時で最大25Mbpsとなる。光回線並みのスピードと常時接続に近い短時間アクセスで、外出先でも高速ブロードバンドが楽しめる。エリア外では、受信時が最大7.2Mbps、送信時が最大5.7MbpsというFOMAのデータ通信に対応。海外では、「WORLD WING(3G+GPRS)」でパケット通信を利用することができる。

 アプリの規制がなく、ストリーミング動画やオンラインゲームのほか、ビジネスに役立つビデオカンファレンスやインスタントメッセンジャーなどが利用できる。ゼロインストール機能によって、PCに接続するだけで「通信設定ファイル」と「L-02C接続ソフト」のインストール画面が自動で起動する簡単セットアップも売りだ。

 端末の形状はUSB型で、サイズは高さ約90×幅約35×奥行き約12.9mm、重さ約44g。赤と白の2色を用意している。料金は、契約変更が1万円前半。新規契約については取扱店によって異なり、「他社と競争できる料金」(広報担当者)に設定しているという。