シャープ、吸じんスピード2倍のプラズマクラスター加湿空気清浄機

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2010/10/18 19:56

 シャープは、10月18日、吸じんスピードを2倍にしたプラズマクラスター加湿空気清浄機の新製品4機種を、11月15日から順次発売すると発表した。猛暑の影響で花粉飛散量が多くなるとみられる来春に向け、吸じん力を訴求する。空気清浄機市場は、新型インフルエンザの流行を背景に、09年度は08年度1.5倍弱の217万7000台に拡大。引き続きニーズが続くとみて、需要を喚起していく。

 新製品は、リビングルームに適した21畳用「KC-Z80」、17畳用「KC-Z65」と13畳用「KC-Z45」、ワンルームに適した11畳用「KC-Z40-W」の4機種。

プラズマクラスター加湿空気清浄機の新製品4機種

 ワンルーム用を除いた3機種は、空気の流れの効率化を図った「新・ロングノズル」と、集めたハウスダストを効率的に引き寄せる「気流誘引ガイド」を組み合わせたエアロフォルムによって、吸じんスピードを従来機種の約2倍に高めた。給水タンクはハンドル付きで持ち運びやすく、口径75mmの広口キャップで、奥まで手入れがしやすい。本体にキャスターを備え、らくに動かすことができる。

 実勢価格は、21畳用「KC-Z80」が7万5000円前後、17畳用「KC-Z65」が5万5000円前後、13畳用「KC-Z45」が4万5000円前後、11畳用「KC-Z40-W」が4万円前後の見込み。発売日は、17畳用「KC-Z65」が11月20日で、そのほかはすべて11月15日。

気化ドライアイスの吸引実験。壁際に置いても吸じん力が落ちない

 同社は10月に、白物家電製品を担当する「電化システム事業本部」を「健康・環境システム事業本部」に名称変更。新たに、エアコンを除くイオン発生機を担当する組織「プラズマクラスター機器事業部」を設置し、従来の4事業部体制から5事業部体制になった。

鈴木隆・健康・環境システム事業本部プラズマクラスター機器事業部事業部長

 「プラズマクラスター機器事業部」新設の背景には、09年度の空気清浄機・イオン発生機の売上高が06年度の4倍になったほか、事業部全体の売上の2割を占めるまでに成長したことなどがある。インフルエンザや花粉症など、健康への配慮から空気への関心が高まるなかで、「3世帯に1台という09年度の空気清浄機世帯普及率を、4-5年後には2世帯に1台にしていく」(鈴木隆・健康・環境システム事業本部プラズマクラスター機器事業部事業部長)ことを目指す。

 今年度(2010年度)は、09年度並みの需要が続くと予測。「100万台を出荷し、昨年に続き5割のシェアを維持する」との計画を示した。

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