ネット検索、「最も危険な有名人」はキャメロン・ディアス、マカフィー発表

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2010/08/19 15:08

 マカフィーは、8月19日、2010年の「インターネット検索で最も危険な有名人」は、俳優のキャメロン・ディアスだと発表した。


 サイバー犯罪者は、人気のある有名人の名前を使用して、ユーザーをウイルスやスパイウェア、スパム、フィッシングなど、不正ソフトを数多く掲載しているウェブサイトに誘導することが多い。マカフィーは、毎年インターネット上で誰をキーワードにして検索すると危険性の高いウェブサイトに誘導されやすいかを調べ、「危険な有名人」発表している。

 4年目を迎える今年は、1位がキャメロン・ディアス、2位がジュリア・ロバーツ、3位がジェシカ・ビールという結果になった。

 1位のキャメロン・ディアスは、現在『ナイト&デイ』『シュレック フォーエバー』などの大ヒット映画で注目を集めている。「Cameron Diaz and screensavers」で検索したところ、19%のサイトが悪意のあるダウンロードを含んでいると特定された。

 2位のジュリア・ロバーツはアカデミー賞俳優で、米国でも人気が高い。次回作『食べて、祈って、恋をして』が話題となっている。

 09年の「最も危険な有名人」だった俳優ジェシカ・ビールは、今年は3位と二つ順位を落としたものの、ジャスティン・ティンバーレイクとの交際と破局を繰り返し、注目を浴び続けている。

 そのほか、人気コスメブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」のトップモデルであるジゼル・ブンチェン(4位)、アドリアナ・リマ(6位)、ハイディ・クルム(9位)が上位にランクイン。彼女たちの素材をダウンロードしようと検索すると、リスクの高いサイトが表示されるという。

 また、プロテニス選手のマリア・シャラポワとアンディ・ロディックが、それぞれ13位と14位に入った。スクリーンセーバーを検索すると、危ないサイトが大量にヒットするという。

 同社では被害を防ぐために、包括的なセキュリティソフトを購入し、ウイルス定義ファイルを常に更新しながら継続的に使用することを強く勧めている。