BCN、上半期No.1メーカー発表、デジタル一眼カメラや液晶ディスプレイなどに異変

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2010/07/07 19:06

 BCN(奥田喜久男社長)は、7月7日、PCやPC周辺機器、デジタル家電の実売データ「BCNランキング」をもとに、2010年上半期(1月~6月)に最も販売数量が多かった「上半期No.1メーカー」を発表した。

 デスクトップPC部門は、日本電気/NECパーソナルプロダクツ、ノートPC部門は東芝がトップを獲得した。液晶テレビ部門の「40インチ以上」「40インチ未満」、さらにBDレコーダー部門のNo.1はシャープだった。メディアは「BD」「DVD」「CD」の3部門ともイメーションがNo.1だった。

 デジタル一眼カメラを含むデジタルカメラ(レンズ交換型)部門は、ニコンが、2009年の年間No.1(BCN AWARD 2010受賞企業)だったキヤノンを抜きトップに。また、液晶ディスプレイ部門では、三菱電機が日本エイサーを抜いてNo.1となった。

 ハードウェア部門で最も大きな変化があったのはSSD部門で、インテルが伸長。BCN AWARD 2010の同部門を制したバッファローを大きく引き離し、トップを獲得した。

「BCNランキング」 2010年上半期No.1メーカー ハードウェア部門 一覧


 ソフトウェア部門では、ビデオ関連ソフト部門がコーレル、携帯電話ソフト部門がジャングル、ユーティリティソフト部門がジャストシステムで、いずれも09年の覇者であるソースネクストからトップの座を奪っている状況だ。

「BCNランキング」 2010年上半期No.1メーカー ソフトウェア部門 一覧


 「BCNランキング」は、全国主要家電量販店やパソコン販売店などのPOSデータを集めるデータベースサービスで、23社2369店舗(10年6月現在)の実売データを毎日集計している。10年「上半期No.1メーカー」は、全102部門で計52社が獲得した。

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