ドコモ、2010年夏モデル20機種、スマートフォンやデザイン重視のコラボモデル

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2010/05/19 19:04

 NTTドコモは、携帯端末の2010年夏モデルとして、メール作成やブログ投稿が簡単にできるブック型のスマートフォン「LYNX SH-10B」や、スイングすれば光が点滅するスタイリッシュな「F-07B」など、全20機種を、5月21日から順次発売する。

(左から)岡田将生さん、山田隆持社長、掘北真希さん

20機種をラインアップ

 スマートフォンは、3機種を投入する。ネットブックのような形のシャープ製スマートフォン「LYNX SH-10B」は、解像度960×480ピクセルの5型ディスプレイやQWERTYキーボードを備え、メール作成やウェブ閲覧、ブログ投稿などが快適に楽しめる。「mixi」や「Twitter」など、本体を開いてすぐに使える20種類のウィジェットを搭載。幅148mm、重さ230gと、両手で持って操作しやすい小型・軽量ボディだ。カラーはレッドとホワイトの2色。7月発売予定。 

メール作成やブログ投稿を快適にできる「LYNX SH-10B」

 リサーチ・イン・モーション製の「BlackBerry Bold 9700」は、簡単な設定でPCメールを利用でき、ビジネスユーザーに最適。カラーはブラックのみ。7-8月発売予定。

 東芝製の「dynapocket T-01B」は、タッチ操作に対応する静電式4.1型有機ELディスプレイを備え、写真や動画の美しさを最大限に引き出す。厚さは12.9mmと、胸ポケットに入れてもかさばらない。カラーはホワイトとブラックの2色。6-7月発売予定。 

「BlackBerry Bold 9700」(左)、「dynapocket T-01B」

 アクセサリブランドなどとのコラボレーションモデルが充実する「STYLE」シリーズからは、10機種を発売。目玉となる富士通製の「F-07B」は、薄型ボディと奥行き感のあるカラーリングで、スイングするたびにラインイルミネーションが光るなど、スタイリッシュなデザインを採用した。画面をスイングするだけで、カメラやワンセグなどの機能を起動する「ヨコモーション」機能対応で、操作が簡単。5月21日発売予定。 

スタイリッシュな「F-07B」

「スタジオ・コンラン」がデザインを手がけた「L-04B」

 ストレート型のLGエレクトロニクス製端末「L-04B」は、プロダクトデザイン会社「スタジオ・コンラン」がデザインを手がけた。ロンドンの街をイメージして、地下鉄の駅名を冠した待受画面などを備える。また、通話時に顔にフィットするよう、画面とキーの角度を176度に調整した。レッド、ブラック、ブラウンの3色で展開。6-7月発売予定。 

フルHD画質の動画が撮れる「F-06B」

 このほか、カメラ機能を強化した「PRIME」シリーズから、解像度1920×1080ピクセルのフルハイビジョン動画を撮影できる富士通製の「F-06B」(6月発売予定)をはじめ4機種を、「SMART」シリーズから2機種を、「PRO」シリーズから1機種を発売する。

 会場には、俳優の掘北真希さんと岡田将生さんが登場し、ドコモの山田隆持社長とともに夏モデルをアピールした。 

山田隆持・代表取締役社長

 山田社長は「今後、スマートフォンのさらなる開発と、スマートフォンがより使いやすい環境づくりに注力していく」とコメントし、秋をめどにスマートフォンの新モデル発表を約束した。