タムロンは3月9日、特殊硝材を使用して高画質化を図り、超音波モーター、手ブレ補正機構を搭載した望遠ズームレンズ「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(Model A005)」を開発したと発表した。価格や発売日は未定だが、創業60周年を記念したモデルとして販売する計画。

SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD(Model A005)

 「XLD(Extra Low Dispersion)」という螢石に近い低分散性の高級硝材を使ったレンズを1枚採用。同時に「LD(Low Dispersion:異常低分散)」のレンズを1枚使用することで、高画質とシャープでコントラストの高い描写性能を実現した。

 タムロンでは初となる超音波モーターを搭載。駆動制御回路やソフトウエアを独自で開発し、スポーツなどの撮影でも精度の高いピント合わせができるようにした。独自の手ブレ補正機構「VC」を備え、最大でシャッタースピード4段分の手ブレ補正効果を得ることができる。

 オートフォーカス(AF)操作時にピントリングを回すだけでマニュアルでピント合わせができる「フルタイムマニュアル機能」も盛り込んだ。スイッチの切り替えなしで、AFとマニュアルフォーカスの使い分けができる。

 レンズは35mmフルサイズとAPS-Cサイズの撮像素子のデジタル一眼レフカメラに対応。フルサイズでは焦点距離が70-300m、APS-Cでは109-465mm(35ミリフィルムカメラ換算)で撮影できる。

 レンズはニコン、キヤノン、ソニー用を用意。ソニー用については、ソニー製デジタル一眼レフカメラがボディに手ブレ補正機能を備えているので、手ブレ補正機構は搭載しない。