NTTドコモ、同社初、上り最大5.7MbpsのHSUPAに対応したデータ端末「L-05A」

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2009/05/12 17:54

 NTTドコモは5月12日、同社のデータ端末としては初めて、新たな通信方式「HSUPA」に対応した「L-05A」を開発したと発表した。発売予定は6月。価格はオープンで、実勢価格は1万円台の見込み。

L-05A

 「HSUPA」は、第3世代携帯電話のデータ通信方式「W-CDMA」を高速化し、データアップロード時(上り)の通信速度の高速化を行うパケット通信方式で、6月から東京23区内の主要駅周辺での導入が予定されている。

 今回発表した「L-05A」はUSB接続型データ通信端末。「HSUPA」に加え、ダウンロード時(下り)最大7.2Mbpsの通信が可能な「HSDPA」にも対応している。購入後は本体をPCに接続するだけで、インストール画面が自動で起動し、簡単に設定できる「ゼロインストール機能」を備える。

 世界141か国でデータ通信が利用できる「WORLD WING(3G+GSM)」に対応し、同社の定額データプラン「定額データプランHIGH-SPEED(バリュープラン含む)」と「定額データプラン64K(バリュープラン含む)」が利用可能。

 対応OSはWindowsVista/XP/2000、Mac OS X 10.4.11/10.5.6。なお、「ゼロインストール機能」はMac OSには対応していない。本体サイズは幅32×高さ80×厚さ13mmで、重さは37g。