キヤノン、最高9600dpi対応の薄型コンパクトスキャナ

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2009/03/25 13:09

 キヤノンは3月24日、フラットベッドスキャナ「CanoScanシリーズ」の新製品として、CIS(コンタクトイメージセンサー)タイプの「CanoScan LiDE 700F」を4月上旬に発売すると発表した。価格はオープンで、同社の直販価格は1万5980円。

CanoScan LiDE 700F

 新開発のフィルム用光源ユニットと、独自の「LIDE(LED間接露光読み取り方式)」技術により、35mmフィルムを最高9600dpi・48bitの高精細スキャンに対応したほか、A4カラー文書原稿を約12秒で読み取ることができる。

 センサーはCIS、光源はRGB3色LEDを採用する。光学解像度は4800×4800dpiで、ソフトウェアによる読み取り解像度は25-19200dpiまで。本体前面には「COPY」「SCAN」「PDF」など、使用頻度の高い4つの「EZボタン」を装備。スキャンボタンを押すだけで原稿の種類を自動判別し、原稿に適した設定でスキャンして保存することができる「おまかせスキャン」機能も搭載する。

 設置形態は、「横置き」「縦置き」「立て置き」の3通りに対応。そのほか、USBバスパワーからの電源供給に対応し、電源コードを必要としない「ワンプラグスキャン」も可能。対応OSは、Windows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.3.9-10.5。本体サイズは幅292×奥行き409×高さ44mm、重さ約2.1kg。 adpds_js('http://ds.advg.jp/adpds_deliver', 'adpds_site=bcnranking&adpds_frame=waku_111366');