日立、「Woooケータイ H001」専用3D映像の上映会、主演は伊東美咲さん

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2009/02/18 19:03

 日立製作所は2月18日、KDDIの携帯電話ブランド「au」の春モデルとして発売した、ワンタッチで立体的な映像が表示できる端末「Woooケータイ H001」専用コンテンツの上映会を東京・新宿のシネマコンプレックス「新宿バルト9」で開催した。ゲストには端末のイメージキャラクター・伊東美咲さんが登場。さらに、3D映画「センター・オブ・ジ・アース」のDVDで日本語吹替を担当した沢村一樹さんも招き、3D映像についての魅力を語った。

沢村一樹さんと伊東美咲さん

 イベントの始めには、来場した報道関係者に3D専用メガネが配られ、「センター・オブ・ジ・アース」のワンシーンと、同端末の特典として見られる伊東さん主演のオリジナル3Dムービーを上映した。


 伊東さんは、ムービーと同じ真っ赤なワンピースとブーツを身にまといイベントに登場。「彼氏を待っている喜びやハッピーな気持ち、(その一方で)待っている時間の切なさ、寂しい気持ちを表現した」と見どころを紹介した。

「Woooケータイ H001」イメージキャラクターの伊東美咲さん

 また、端末の3D映像を見て「今までにない新感覚」と感想を語り、「その場で撮った写真をみんなで見るほか、ワンセグや『LISMO Video』など好きな映像を視聴するのがオススメ」と楽しみ方を提案した。なお、ムービーは携帯電話向けサイト「日立ケイタイFanサイト」からアクセスして視聴する。

3D映画「センター・オブ・ジ・アース」の日本語吹替を担当した沢村一樹さん

 一方、沢村一樹さんは端末の3D映像を見て、「映像が飛び出してくるというよりは、この画面の中から別の世界に移動したような感じ」と印象を語った。また、自分で撮った写真がワンタッチで3Dになり、すぐに友達に見せられる、という手軽さをアピールした司会者のコメントに対して、「いろんな意味で使えそうですね」と述べ、会場の笑いを誘った。

立体映像研究家の大口孝之さん

 さらに、立体映像研究家の大口孝之さんは「Woooケータイ H001」について、「専用メガネがいらない」「普通の映像を3Dに変換する」の2点を画期的な技術として挙げた。一般的に3D映像は、撮影から視聴まで特別な手配や準備が必要であるにもかかわらず、端末の画面上で3Dが裸眼で見られることに関して「とんでも無い発明」と驚きをあらわにした。

「Woooケータイ H001」と体験会の様子

 トークイベントの後に行われた端末に直接触れて操作できる体験会では、専用の「3Dキー」を押すだけで、ワンセグや自分で撮った写真が3D映像で楽しめるとして、報道関係者の注目を集めた。


 今後、日立製作所は、「Woooケータイ H001」のタッチ&トライイベントを東京・名古屋・大阪の3か所で開催する。日にちと場所は、2月21-22日が東京・渋谷区の「渋谷109スクエア」、2月28日-3月1日が名古屋・中区の「栄LACHIC イベントスペース」、3月7-8日が大阪・北区の「梅田LOFT ロフトプラザ」。いずれも時間は11-19時。