ビクター、ハードコート仕様とあざやか写真レーベル仕様のDVD-R

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2008/09/25 15:39

 日本ビクターは9月24日、DVD-Rでは同社初となるハードコート仕様の「VD-R120HC50」と、あざやか写真レーベル仕様の「VD-R120PM50」の2種類の録画用DVD-Rディスクを、10月1日に発売すると発表した。いずれもスピンドルケース入りの50枚パックで、価格はオープン。実勢価格は両モデルともに4000円前後の見込み。

 両モデルともに1-16倍速の高速記録に対応。16倍速記録の場合、ディスク1枚(4.7GB)分の記録(ダビング、ムーブを含む)が最短約6分で行える。インクジェットプリンタ対応のワイドプリント仕様を採用し、水性・油性ペンでの書き込みが可能。デジタルコンテンツの著作権保護技術「CPRM」に対応し、地上デジタル放送などの「コピーワンス」や「ダビング10」番組が録画できる。ハイビジョン番組を記録型DVDなどにハイビジョン形式で記録する「AVCREC」「HD Rec」の両方式にも対応する。

 「VD-R120HC50」は、記録面に独自の高性能ハードコートを採用した「HG」ディスク。ハードコートなしのDVDと比べて、100倍以上の傷つきにくさを達成したという。高い帯電防止効果で埃がつくのを防ぐほか、表面の潤滑性を最適化することで指紋などの油性の汚れがつきにくく、ついた汚れも落としやすい。

 「VD-R120PM50」は、高解像度で光沢性・色彩感に優れ、耐水性も高い「あざやか写真レーベル」を採用。レーベル面に特殊コートを施すことで、インクの色素のみを定着させ、にじみの少ない鮮明な印刷を実現。特に彩度は、同社比で15%以上向上したという。また、同社比約40倍の耐水性を実現し、インクの色素のみを速乾で定着させられるため、色褪せも大幅に低減。レーベル表面の平滑性を高めることで、同社比5倍以上の光沢性も実現した。