猛暑続きでもエアコンの設定温度は高め、「1クリック評価」8月の結果発表!

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2008/09/09 12:13

 読者の皆さんに様々なお題を投げかけ、ご意見をうかがう「1クリック評価」コーナーの8月のお題は「夏休み、家で実践するエコは?」でした。8月1日から8月31日までの期間で、合計192の評価をいただきました。ご協力ありがとうございました。夏休み、皆さんはどんなエコ活動に興味を持っていたのでしょう。投票結果をご紹介します!

 

 1番多かったのは「エアコンの設定温度を上げる」で、48.4%でした。確かにこれは一見手軽に実践できるエコですよね。しかし、今年の夏は猛暑続き。35度を超える日も多かったです。冷房の設定温度を上げるには非常に厳しい状況でした。ちなみに冷房の設定温度を1度高めにすると、消費電力量を約10%削減できます。わたしも今年は冷房の設定温度を28度にして過ごしました。少し部屋が生温い感じがしましたが、慣れれば問題なく過ごせました。

 次に多かったのは「照明はこまめに消す」で25.5%でした。これもちょっと意識するだけで実践できるエコの一つ。CO2を削減することで、地球温暖化を食い止められます。1日1時間照明を消すと、12Wの蛍光ランプなら年間で1.8kg、54Wの白熱電球なら年間で8.1kgのCO2を削減。使わない照明はこまめに消しましょう。

 3位は「お風呂の残り湯で洗濯する」で13.0%でした。皆さんどうやってお風呂の残り湯を洗濯機に移すのでしょう。ポンプ、またはバケツでしょうか。バケツだと結構時間がかかりそうですね。残り湯の温水で洗濯すると、汚れがよく落ちるというメリットもあるようです。

 4位は「エコ家電に買い替える」で8.9%。古い家電は意外と電力消費量が大きいんです。最近では、エアコン、冷蔵庫、テレビの3製品は、国が定める省エネ基準達成率を5段階の星で表したり、年間の消費電力量などをわかりやすく表示した「統一省エネラベル」が付いているので、店頭でチェックしてみましょう。

 最後は「冷蔵庫の中身を整理する」で4.2%でした。これはなかなかできませんよね。家族が家で食事を取る機会が増える夏休み。普段より買う食品の量も多くなりますから、ついつい冷蔵庫に食品を溜め込んでしまいます。食品を整理して冷蔵庫の中身が少なくなったら、是非設定温度を「強」から「中」や「弱」に下げてみましょう。省エネにつながります。

 9月のお題は「夏の思い出、写真はどうしてる?」です。引き続き投票をよろしくお願いします。(BCN・武井美野里)