ティアック、約10年ぶりに投入する家庭向けハイコンポーネントシステム

ニュース

2008/08/20 16:07

 ティアック(英裕治社長)は8月19日、約10年ぶりに投入する家庭向けハイコンポーネントシステム「Reference380」を、8月25日に発売すると発表した。

 ハイコンポーネントシステム「Reference380」は、アナログプリメインアンプの「A-H380」、多機能CDプレーヤー「PD-H380」、デジタルラジオチューナー「T-H380」、2ウェイ・スピーカーシステム「LS-H250」の4製品をラインアップ。

 「A-H380」は、原音に忠実な音質を再現するためにパワーアンプ段は集積回路を使用しないフルディスクリート構成を採用。CDプレーヤーやチューナーと接続するAUX端子のほか、iPod用のドッキングステーションを付属。PHONO入力端子経由で、MMカートリッジを使用したアナログターンテーブルとの接続にも対応する。アルミ素材のフロントパネルにはヘアライン加工を施し、ディスプレイやランプ部は落ち着きのあるブルーで統一した。定格出力は、45W+45W。本体サイズは幅215×奥行き312×高さ110mmで、重さは約5kg。

 「PD-H380」はCDのほか、WMAとMP3の音楽ファイルをサポート。フロントパネルのUSB端子に接続すれば、USBメモリに記録された音楽データも再生することができ、最大40曲のプログラム再生に対応する。サイズは幅215×奥行き275×高さ93mmで、重さは2.8kg。

 「T-H380」は、AM/FM各30局のプリセットが可能。「A-H380」や「PD-H380」と連動するタイマーやスリープタイマーの機能を備える。サイズは幅215×奥行き295×高さ93mmで、重さは2kg。

 「LS-H250」は、2.5cmシルクドームツイーターと13cmカーボンコーンウーハーから構成する2ウェイ・バスレフ型のスピーカーシステム。最大許容入力は50W、入力インピーダンスは6Ωで、バナナプラグも接続できる大型の金メッキ接続端子を搭載する。サイズは幅190×奥行き210×高さ280mmで、重さは4.2kg。

 価格は「A-H380」が4万7250円、「PD-H380」は4万2000円、「T-H380」は2万6250円、「LS-H250」が3万1500円。