メディアキャスト(杉本孝浩代表取締役)は4月1日、兵庫県姫路市で開催するイベント「姫路菓子博2008」の会場において、エリア限定型ワンセグ放送の実証実験に参加すると発表した。

 4月18日から5月11日まで開催する「姫路菓子博2008」で、エリア限定ワンセグ放送やインターネットを組み合わせたシステムを活用。会場の一角に開設する実験放送局「姫路スイーツワン」が、ガイド番組や来場者の参加型番組、データ放送などを行う。具体的には、おすすめスポットやイベント情報、スイーツ情報やお菓子のレシピ、会場周辺の観光情報などを提供。協賛企業の携帯電話サイトや菓子博のPC公式サイトとも連動し、ワンセグ放送を使って会場内に情報を提供する。

 実験を通じて電波伝搬状況を把握し、来場者アンケートによる実験用映像・データの評価や、望まれるコンテンツ内容や効率的な管理運営などの基礎データの取得、エリア限定ワンセグ放送の活用に関する課題分析などを行う。

 なお、この実験は、兵庫県および姫路市、関係企業・団体などで構成する「兵庫エリア限定ワンセグ放送実験協議会」が主体で実施する。今後の地域活性化やビジネス展開が期待される「エリア限定ワンセグ放送」サービスの実用化に必要な技術、コンテンツなどのデータを得るとともに、普及に向けたサービス提供のあり方を検討することが目的。

 メディアキャストは協議会のメンバーとして参画し、データ放送を含むワンセグ放送を実施するための放送帯域設計などの放送技術や、映像エンコード技術を提供。実験放送局内に設置する運用システム技術全般や、放送規格(ARIB規格)をベースとしたデータ放送BMLコンテンツ制作技術なども提供する。