ソフトバンクM、テレ東のドラマと連動したロボット型ケータイ

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2008/02/27 19:49

 ソフトバンクモバイル(孫正義社長)は2月27日、テレビ東京(島田昌幸社長)が4月から放送するドラマ「ケータイ捜査官7(セブン)」に登場するキャラクターをモチーフにした携帯電話「フォンブレイバー SoftBank 815T PB」を4月下旬から発売すると発表した。

 「ケータイ捜査官7」は、主人公の高校生、網島ケイタがサイバーテロを監視する組織に入り、携帯電話型ロボット「フォンブレイバー」を相棒にネット犯罪と戦う物語。

 今回発表したのは、フォンブレイバーをモデルにした携帯電話で、付属する手足のパーツ「フォンブレイバーパーツ」を装着することで、端末を「フォンブレイバー」にすることができる。パーツは動かしてさまざまなポーズをつけることができる。


 カラーはドラマに登場するフォンブレイバー3体のうち、「フォンブレイバーセブン」をかたどった「X07(ゼロナナ)シルバー」と「フォンブレイバーゼロワン」をかたどった「X01(ゼロイチ)ブラック」の2色を販売する。ベースとなる携帯電話は東芝製の「fanfun. 815T」で、端末の性能は815Tと同じになる。

 専用の待受アプリ「バディトーク」を内蔵。アプリはフォンブレイバーの顔を再現したコンテンツで、待受時にさまざまな表情を表示するほか、画面に文字を表示し、ユーザーに話しかけたり質問を投げかける。質問に答えていくとユーザーの性格や行動を学習し、話しかける内容も変化。「コミュニケーションを深めるとケータイが世界に1台の相棒(バディ)に成長する」(ソフトバンクモバイル)という。


 ドラマの内容に沿ったオリジナルゲームアプリも盛り込んだ。ゲームは勝利した回数に応じて、ゲームの主人公がパワーアップする。端末同士を対戦して楽しめるアプリ「ブレイブバトラー」も搭載した。また、「フォンブレイバー」の専用携帯サイトを用意し、番組内容に連動したゲームアプリの配信も行う。

 後藤誠二・ソフトバンクモバイル・営業・マーケティング副統括・マーケティング本部長は「当社は昨年来、PANTONEやティファニー、ディズニーといった会社とコラボレーションして、ユーザーに『すごい!』と言ってもらえるケータイに常にチャレンジしてきた。今回の端末もそのDNAを受け継いでいる。ユーザーがどういう使い方をするかが非常に楽しみだ」と話した。