オリンパス、防水・耐衝撃に優れたコンパクトデジカメ2モデル

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2008/01/23 17:32

 オリンパスイメージング(大久保雅治社長)は1月22日、耐衝撃や防水・防塵機能に優れたコンパクトデジタルカメラ「μ・SW(ミュー・ショック&ウォータープルーフ)シリーズ」の第2弾として800万画素の「μ850SW」、「μシリーズ」で1010万画素の「μ1020」を、2月7日から順次発売すると発表した。価格はオープンで、実勢価格は「μ850SW」が4万円前後、「μ1020」が4万円台前半の見込み。

 「μ850SW」は、1.5mからの落下テストをクリアするなど、「μ・SWシリーズ」の特徴であるタフな機能を搭載。3mまでの水中とマイナス10度までの環境での撮影も可能で、マリンスポーツや水辺、キャンプやハイキング、スキーなど、さまざまな場面で水や泥・砂、落下、温度を気にせずに撮影できる。

 顔検出テクノロジーと「シャドウアジャストメント・テクノロジー」との組み合わせにより、「フェイス&バックコントロール」機能を実現。人物と背景のそれぞれに露出の合った美しい画像を撮影することができる。独自の画像処理エンジン「TruePic III」を搭載することで、ノイズを抑えエッジをなめらかに再現し、淡い色も忠実に再現。従来モデル「μ790SW」よりも高画素の800万画素CCDと高解像力レンズを搭載した。

 記憶媒体は約14.8MBの内蔵メモリと、xDピクチャーカード。同梱のアダプタを使用すれば、microSDカードも使用できる。サイズは幅93.6×高さ60.9×奥行き21.3mm、重さは136g。カラーは、プレミアムシルバー、ピアノブラック、カシスピンク、ミントブルー、レモンイエローの5色。

 一方、「μ1020」は、光学7倍ズームレンズを搭載した薄型デザイン「μシリーズ」の最上位モデル。「フェイス&バックコントロール」機能や「TruePic III」を搭載するとともに、広視野角と高輝度で視認性を向上した2.7型液晶モニターを採用。独自のレンズ開発技術により、小型化と高性能が両立したレンズユニットを開発。CCDシフト式手ぶれ補正機構と高感度撮影でぶれを防止する。

 このほか、暗所での撮影、再生時に便利なイルミネーションボタンを搭載。暗所での連続撮影が行える秒間3コマの連続フラッシュ発光や、シャッターチャンスを逃さない「プリキャプチャムービー」機能、ガイド通りにカメラを移動するだけでパノラマ撮影ができる「カメラ内パノラマ合成」機能も搭載する。

 記憶媒体は約14.7MBの内蔵メモリと、xDピクチャーカード。同梱のアダプタを使用すれば、microSDカードも使用できる。サイズは幅99×高さ56.3×奥行き25.2mm、重さは135g。カラーはエレガントシルバー、エナメルブラック、ロイヤルブルー、ローズピンク、リリーホワイトの5色。